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好きな番組を紹介したい①

とても人気の番組なので、私ごときがいまさら紹介せずともご存じの方は大勢いらっしゃると思います。
ですが、どうにも好きが溢れてとめどないので、この場を借りて紹介させてください。

それは、以前の記事「積読がある、という幸せ」でお気に入りの番組として少し触れた『真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜』です。

講談社人事部長の「バタやん」こと川端里恵さんがナビゲーターを務めるポッドキャストで、リスナーからのリクエストに対して、おすすめの一冊や心に響くフレーズを紹介してくれます。

いきなり余談ですが、「積読がある、という幸せ」の記事にバタやんさんが「スキ」しに来てくれたのですよ!!
役者さんとかアーティストさんとかユーチューバーさんって、自分とは全く接点がなくてとても遠い人なので、なんか「架空の人物」感があって、バタやんさんも私の中では似たような存在でした。そんな憧れの存在が「スキ」を付けてくれたと通知が来た時には・・・・・二度見しさらにフリーズしました。
「実在してた~!」
同じ名前の別人じゃないですよね!?ご本人ですよね!?

・・・コホン。すみません、興奮して。

『真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜』(通称:まよどく)を知ったのは、3ヶ月あまり前でした。第1夜からコツコツ聴き続けて、先日やっと最新エピソードまで追いつき、2周目に突入しました。

【 バタやんさん、勝手に紹介して申し訳ありません 】


まず何と言ってもバタやんさんの穏やかな語り口に癒されます。
ブックカテゴリの番組はたくさんある中で、次もその次も聴きたいと思えるものがあまりなかったのですが、バタやんさんの声は私にとってちょうどいい周波数で発せられていて、いつまでも聴いていたいと感じます。
あまりにも心地よすぎて寝落ちしてしまうので、寝転がりながら聴くのは要注意です。タイマー必須です。バタやんさん本人が寝落ちを推奨してくださっているので、やっちまった感は少なめなのですが。

それからリスナーからのリクエストやバタやんさんが面白いと思った本を紹介する「勝手に貸出カード」のチョイスが興味深いです。私のような素人ならビジネス書を紹介しそうな場面で小説を紹介したり、逆に小説かなと思ったら心理学の本だったり。
でも話を聴いていると【そのこころ】がよく解るのです。これもバタやんさんの読書量とアンテナの広さが成せる業なのでしょうね。

読書量といえば、文学賞候補に挙がっている作品はチェックされているようですし、仕事で必要となるものや、職場の方から勧められるもの、Instagram「batayomu」や「まよどく」で紹介するためのものなど、膨大な量を読みこなしていらっしゃいます。それだけでなく、普段の人事部での仕事もある中で、配信限定の映像作品や地上波のドラマ、映画もたくさん観賞されていて、この方は1日30時間の権利を神様から与えられたのだろうか?と不思議でたまりません。よほどタイムマネジメントが完璧なのでしょう。


番組を拝聴していると、ほんとうに本が好きなんだろうなとバシバシ伝わってきます。バタやんさんは「リアクションが薄い方」だとご自身では仰っています。たしかに喜怒哀楽を明確に感じるわけではないのですが、愉快な話のときは声が少し弾んでいたり、ツラい話のときはトーンを落としたりと、作品の温度感のようなものをちゃんと受け取ることができます。極力ネタバレしないように気を遣って話してくださるので、続きがめっちゃ気になる。結局、誘惑に負けてまた積読が増えてしまうわけです。

ちなみに、「まよどく」内でも時折話題が出るのですが、バタやんさんは「積読」という単語を使わないようにしているそうです。未読本がないわけではなくて、それらのことは「波待ち本」と読んでいる、とのこと。読みたいタイミング、読むべきタイミングを見計らっている、といった感じでしょうか。
私の場合は、単に時間を作れず読めていない「積読」もあり、来るべき時のために取っておいている「波待ち本」もあるなぁ、と思いました。
「波待ち本」素敵な表現なので、多くの人に浸透してほしいです。



「まよどく」は2020年からスタートし、途中バタやんさんのミモレ卒業(異動)に伴うお休みを挟みつつ、4年半も続けてくださっています。
ミモレ内の企画から始まったとはいえ、こんなに長く続いているのは本当にすごいことです。
その184回(2024/9/23時点)の中でたくさんの魅力的な作品に出逢うことができました。感謝です。

これからもバタやんさんの無理のない範囲で、素敵な番組を届けていただけたら嬉しいですね。私もリスナーのひとりとして陰ながら応援し続けます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

おやすみなさ~い。おやすみ~。

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