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CLOUD NATIVE DAYS SUMMER 2024 参加レポート

CLOUD NATIVE DAYS SUMMER 2024に参加しました。
素晴らしいイベントの開催をありがとうございました。
最新情報に大量に触れたので、レポートは長大になりました。
スピーカーの発信の中で、特に気になるキーワードを拾いながら、メモった下書きに対して、それを説明するリンクを貼る形で構成しています。
後から振り返って勉強しやすいように作りました。
私の参加したセッションのみのコメントとはなりますが、他にも気になるセッションが幾つもあるので、オンデマンド配信の期間中に、それも観たいと思っています。

クラウドネイティブな省エネサービスの内製開発で、BizDevOpsを実現する

Genki Ogasawara
北海道ガス株式会社
主査

■感想

凄い基調講演だった。刺激タップリ、最新の話題満載でした。

■勉強になった事

・Cloud Native glossary

・BizDevOps
BizDevOps(ビズデブオプス)とは、企業における開発部門(Dev:Development)と運用部門(Ops:Operations)に加え、ビジネス部門(Biz:Business)の3つの部門が連携してビジネスの生産性を高める概念

・内製化の為に社内コミュニティを立ち上げ・・・技術習得、知見獲得

・Amazon CodeCatalyst Dev Environments
クラスメソッドさんの記事があった。開発環境の話聞くだけでなんでこんなにワクワクするんだろう(自分が特異体質なだけかも)

・イミュータブルインフラストラクチャ
良い説明の記事が見つかった。

・TiDB Serverless
個人的にはSnowflakeの勉強を終わらせら次はこれを勉強したいと考えている。

・CSPM:Sysdig

・CSPMの説明

・ローカルLLM、生成AI
 社内でローカルLLMを使ったシステムの構築を提案しないと一生後悔すると思っていて、機会を探っているが。私は勉強不足。

リードタイム、コストを最適化しながら回復性を求めるクラウドネイティブ戦略

Shigeru Okuyama
エゾウィン株式会社CTO

■感想

長年の悩みが解消した農家の方々の笑顔が目に浮かぶかのような公演だった。

■勉強になったこと

・クラウドネイティブの定義

本家サイトより抜粋。

・AWS SAM(Serverless Application Model)

・AWS CDK

・BG Deploy

・オブザーバビリティ

次世代のクラウドネイティブ基盤、Wasmの今と未来

Soichiro UEDA/Ai NOZAKI
京都大学大学院/東京大学大学院
学生

■感想

コンピュータを使ってこんなに楽しそうな事ができるのなら、学生時代にちゃんと勉強して、東大や京大に入学すれば良かったと、本気で自分の人生に後悔した。

■勉強になったこと

・WebAssembly(Wasm)

・Runwasi

・Shim

・WIT

・Canonical ABI

エンドツーエンドの可視性を実現するクエスト

Taiji Hagino
Datadog Japan 合同会社
シニアデベロッパーアドボケイト

■感想

オブザーバビリティの問題はこれで解決できそう。

■勉強になったこと

・アプリケーションパフォーマンス

・State Of Cloud Cost

成長し続けるTVerサービスを支えるオブザーバビリティとカスタマーサポート

1. Ayato Suzuki / 2. Tomohiro Furugaki
1. 株式会社TVer / 2. New Relic株式会社
1. SRE / 2. ソリューションコンサルタント

■感想

Tverは国民的サービスだった。

■勉強になったこと

・アジリティ

・オブザーバビリティとは
 開発や運用に必要なデータを分析し、想定外を含むシステムのあらゆる状態を理解し説明できる能力

・SLO/SLI
サービスレベル目標(SLO)とは、テクノロジー製品やサービスの信頼性に関する目標を指します。サービスレベル指標(SLI)とは、その信頼性目標が守られているかどうかを評価するための測定値を指します。
引用:サービスレベル目標(SLO)とサービスレベル指標(SLI)とは? | Splunk

地域密着型組織が挑む!北海道全域で利用される宅配システムのクラウドネイティブ化

Takuya Kihara / Yutaka Ogasawara
生活協同組合コープさっぽろ
アプリサイトチーム エンジニア

■感想

システムが200以上動いているという衝撃。

■勉強になったこと

システムの移行方法には3種類ある。
①リフト、②リビルド、③リプレイス

・Amazon ECS

Service Weaver で始めるモジュラー モノリス、そしてマイクロサービスへ

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
アプリケーション モダナイゼーション スペシャリスト

■感想

やりたいことをやる為に、というメッセージがとても強く感じられる公演でした。

■勉強になったこと

・アジリティ
 開発のサイクルの速さと定義
・Service Weaver
 Googleが発表した分散アプリケーション

・Google Kubernetes Engine(GKE)

・プロメテウス

・Argo CD

・Telemetry

・Observability
オブザーバビリティ(Observability)は、オブザーブ(Observe):「観測する」と、アビリティ(Ability):「能力」を組み合わせた複合語で、日本語では「可観測性」あるいは「観測する能力」などと訳されます。システム上で何らかの異常が起こった際に、それを通知するだけでなく、どこで何が起こったのか、なぜ起こったのかを把握する能力を表す指標、あるいは仕組みを指します。
引用:オブザーバビリティとは?監視との違い、必要性について解説 | New Relic

クラウドネイティブ化は本当に必要なのか? 移行パターンと成功のポイント

■感想

私の中でクラウド化が、オンプレ→IaaSにすぎず、
本質的なクラウドネイティブ化というのは、IaaSの次の段階なのだ、ということを初めて知った。

■勉強になったこと

・state of DevOps
 クラウドネイティブ化の効果を量る指標。以下よりダウンロードができた。

・認知負荷

クラウドの時代は、認知負荷が高まるとの事だった。
以下の書籍を買ってみた。

・リプラットフォーム
 ┗実行環境に新しいものに移行。
・リビルド
 ┗ビジネス要件は変わらないが、アプリケーションコードは書き直す
・リプレイス
 ┗ビジネス要件の変更から始める。

・四六時中問い続けるべきこと
 ┗そのモダナイズはビジネス課題を解決するのか?
 ┗モダナイズによる痛みを受け入れられるか?
   ┗認知負荷
   ┗モダナイズ工数
   ┗移行期間中の痛み
 ┗モノサシを持っているか?
   ┗物差しは何か(評価基準)
   ┗現状どれくらいできているか(現在地)
 ┗長期的な視点が持てるか?
   ┗未知への柔軟で迅速な対応にどれだけ投資できるか。
   ┗オンプレ文化に如何に立ち向かえるか?

・DORA Quick Check

・クラウドネイティブとは
 ①サーバレス化、②疎結合、③DevOps

クラウドネイティブにおけるセキュアなソフトウェア・サプライ・チェーンの考え方とベストプラクティス

Tatsuya Hanayama
日本シノプシス合同会社
Sales Engineering, Staff

■感想

セキュリティの話題

■勉強になったこと

・Cloud Native Software Supply Chain

・NIST SP 800-161

・Black Duck KnowledgeBase

・ソフトウェアサプライチェーン

定量データと定性評価を用いた技術戦略の組織的実践

Takeshi Kondo
株式会社リクルート
Director of Engineering

■感想

最後に聞いた公演は、マネジメント系のテーマだった。
クラウドネイティブは、オーナーシップとセルフサービスを伴う、という話題を聴いていて衝撃だった。
例えていうなら、ジュースを注ぎ込む為のドリンクディスペンサーが、平成の後半から、かなり高品質かつ安価になった事によって、ファミレス等でセルフサービスで提供されるようになり(専門家の操作でなくてよくなった)、お店側で特に販促せずに運用される状態と、似ているなと思った。
技術が進化すると、総じてオーナーシップとセルフサービスへと進化するものなのかな。

■勉強になったこと

・個人ブログ

・技術的負債
①技術的負債と資産の両面を持っている
②資産性と負債性を費用に換算できない
③ビジネス。プロダクト。組織。外部環境で評価値が変動する

・マネジメントノウハウ
1.技術的負債の投げ込み(Slack等に投げ込み専用のスレッドを作り、「これ技術的負債じゃね?というのをエンジニア達が主体的に判断して放り込んで行く場。後からそれを一つ一つ評価して行き、対応方針を決める)
2.フィードバックフォームを導線に仕込む(何かの節目にフォームでアンケートを取るようなスタイル)
3.開発者にインタビューを行う(1on1)

・ローカルLLM
 ※当たり前に使い倒している、のようなコメントが衝撃





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