「のど自慢」に出場できるのは、○のある人
子どもの頃から
歌うのが好きで、
いつかNHKの「のど自慢」に
出場できたらいいなと
思っていました。
そう思っていた約5年前、
地元に「のど自慢」が来ることに!
早速、歌いたい曲と
その曲にまつわる
エピソードなどを添えて
応募しました。
すると、
なんと書類審査に通過!
予選会に参加できることに!
予選会は、
本番の前日に、
本番と同じ会場で
行われました。
会場の外では、
公式のど自慢グッズ(前掛けも!)の
販売もありました。
1,000組ほどの応募者の中から、
予選会に参加できたのは
確か200組ほどだったと思います。
そして、さらに、
本番に出場できるのは
わずか20組。
狭き門です。
予選会の参加者は、
案内に従って、
順番に1分程度で
本番と同じように
歌唱を披露していきます。
歌ったあと、
ロビーに出ると、
なんとそこには
粋な計らいが!
歌っている自分が
あたかも
本番に出ているかのように
モニターに
映し出されていたんです!
これは
うれしい演出ですねー!
中には、
モニターに流れる
ご自分の映像を、
動画に収めている
参加者もいました。
本番出場者決定までの
待ち時間には、
バックバンドの演奏で
いろんな歌を
会場のみんなで歌いました。
自分も含めて
ここにいるみんな、
歌が大好きなんだと
実感した瞬間でした。
その後、
演出監督の方からは、
本番出場者の選考基準について
話がありました。
「選ばれるのは、
上手い人ではなく、
味のある人です」
最後に発表された
本番出場者の顔ぶれを拝見し、
なるほどなと納得。
再挑戦を誓いながら、
お土産にピンバッジをいただいて
家路につきました。
あれから数年。
コロナ禍を経て、
生演奏がなくなるなど、
のど自慢も大きく変わりました。
でも、
変わらないものがあります。
それは、
歌を愛する人々の存在です。
のど自慢の形が変わっても、
これからも歌は
人々に寄り添い続けるだろうと思います。