ML.netをVB.netで使う話、クラスライブラリーの基本編・その9(最後)
サンプルソースを元にして、VB.netからC#で書かれたML.netのコードを使えるようになりました。
もし、このソースコードを実際にお金を貰って書くならば、Pythonの時にも書きましたがコメントも機能も足りません。
クラスや関数の部分のコメントが絶対的に不足しています。
ロギング機能や例外処理のコードもありません。
お金が発生するプログラムを作るならば必須の事が抜けています。
その点はご了承くださいね、記事は無料ですから。
基本が分かったところで、次の目標が必要になります。
統計学とか私は良くわからないので、専門の人に任せる事にします。
蛇口をひねれば水が出る仕組み、我々一般のプログラマーでも機械予測が使えるためには重要です。
画面にHello worldを表示するにしても、CPUがどうたら、画面描写がどうたらとか言いませんよね。
それと同じで機械学習も使い方を覚えていれば、値が出てくるぐらいで十分だと思います。
ブラックボックスの精度を高くするのは、ブラックボックスを作る人の立場ですから。
現状のVB.netで作られたプログラム、C#でクラスライブラリーを作り、ML.netを使って機械学習を利用できる事が分かりました。
これで、VB.netのシステムにAI(機械学習)を組み込める宣伝が出来そうです。
さて、機械学習を現状のプログラムで使う時、利用する機会がありそうなのが3種類の予測法があります。
回帰予測と時系列予測と画像判定です。
この3種類のサンプルソースを解析しながら、自分流のコードに書き換え出来ると面白そうです。
先はとても長い気がします。