助けを必要とする子どもたち

地域の子どもたちのために居場所を作ったら、新しい問題が見えてきたそうです。
それは、日常的に助けを求めている子どもたちの存在です。

家庭で生活できるような環境ではないため、居場所に何日も居続ける子どもたちが居るとか。
子供が自分で、家庭で過ごしたくないと判断しているのに、この子どもたちを保護することが出来ないみたいです。

成人しているのであれば、本人の意思だけで世帯分離できて、生活保護で一人暮らしをするように出来ます。
しかし、成人していない子どもであれば、本人の意思だけでは世帯分離も、生活保護による一人暮らしも無理なのです。

児童保護施設を利用しようとしても、保護できる人数には限度があります。
一時的ではなく、継続的に保護が必要なのですが、公的福祉サービスで助けることが難しいみたいです。

里親という制度もありますが、活発に活動しているような話は聞こえてきません。
どんな境遇の子どもでも、本人が希望したら保護して暮らせるような公的福祉サービスが必要みたいです。

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