知的障害者のためのグループホームが足りない対策

ニュースで知的障害者のためのグループホームが足りない話を知りました。
知り合いのグループホームを運営しようと思った人の愚痴からすると、利益が出せない事業では投資する人が居ないのです。

入所を待っている人が２万人以上という話ですが、待機児童の時のことを連想すると、実際の需要は数倍ぐらいになるのでしょう。
商機があるのに、利益を出せない事業になっているから、参入する団体や個人が少ないのだと思われます。

社会的に必要とされる事業ですから、一人当たりの利益に少ない金額を指定して、グループホームの運営に挑戦しやすい環境が作れないのでしょうか。
あるいは、一定規模以上の不動産事業を行っている会社、障がい者法定雇用率のように障がい者法定賃貸率を作っても良いと思うのです。

以前にグループホームを見学したことがあるのですが、とても住みやすそうな寮のような感じがしました。
施設を管理する方に話を聞いた時、独特の介助は必要なので専門のスタッフが居るそうですし、安心して暮らせる環境を目指しているそうです。

知的障がい者が安心して暮らせるグループホーム、日本全国各地に増えてほしいと思います。
空き家が増えているのですから、新しい形の賃貸物件が増えたほうが経済にも福祉にも役立つのですから。

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