4GBのマイクロドライブ
ネットで懐かしい単語の「マイクロドライブ」を見かけました。
とある記事で4GBのマイクロドライブの事が書いてあったそうです。
同時にCREATIVE NOMAD Muvo2の事も書いてありました。
2004年頃の話題です。
長くデジカメで写真撮影をしている人ならば、懐かしい話です。
当時は高価だった、4GBのマイクロドライブが安く手に入る騒動でした。
オーディオプレイヤーに内蔵されているマイクロドライブ、分解してデジカメで使うのです。
4GBのマイクロドライブをそのまま購入するより、分解した方が2万円程度安く入手できるので、大騒ぎになりました。
ところが、CREATIVE NOMAD Muvo2が改良されて、内蔵されているマイクロドライブがデジカメで使用不能になったのです。
デジカメで使えないマイクロドライブを入手してしまった人、相当がっかりしていたと思います。
もちろん、デジカメ側には問題が無いので、使えないマイクロドライブを入手した人は相当なショックでしょうね。
私は面白おかしく騒動を見ていただけですが、どうやってマイクロドライブをデジカメで使えないようにしたのか不思議でした。
ここから先の話は、私が憶測で書いています。
実際にマイクロドライブを入手し、解析していないので正確とは限りません。
デジカメで使えるマイクロドライブと、デジカメで使えないマイクロドライブの2種類があります。
物理的に2種類のマイクロドライブを製造するのは無駄なので、おそらくマイクロドライブに内蔵されているプログラムを切り替えているのでしょう。
マイクロドライブに内蔵されているプログラム、一般的にファームウェアと呼ばれるものです。
多分、2種類のファームウェアがあるのだと思います。
片方はデジカメで使えるファームウェア、もう片方はデジカメで使えないファームウェアです。
おそらく、ファームウェアの一部だけを書き換えて、デジカメでは使えないマイクロドライブに作ったのかなと予想しています。
では、ファームウェアの一部とは何処なのか、それも想像できます。
CFでも、マイクロドライブでも、ハードディスクでも、SSDでも、自己紹介する命令が必ずあります。
デジカメでもパソコンでも、搭載しているドライブが何なのか、起動時にドライブからの自己紹介を元にして制御しています。
この自己紹介、デジカメで使わないのであれば、自己紹介をお願いされても無視する方法があります。
あるいは、自己紹介の中で一部の情報に嘘を書いておきます。
デジカメが自己紹介の嘘に騙されて、利用できないマイクロドライブと判断しているのかなと想像しています。
オーディオプレイヤーは、自己紹介に含まれる嘘を信じず、嘘を無視してマイクロドライブを制御します。
この方法だと、比較的簡単に2種類のマイクロドライブが製造でき、オーディオプレイヤーの対応も楽です。
この憶測が正しいのか、デジカメで動くマイクロドライブと動かないマイクロドライブを入手すれば分かります。
もう、入手は困難だと思いますし、自分で調べる気力もありません。
多分、この記事は普通の人が読んでも理解できないと思います。
出来るだけ分かりやすく書いたつもりですが、かなりハードウェアに詳しい人でないと、理解できない内容です。
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