社内ＳＥの休日、セルフレジを開発販売している全ての人が読んでください。

2024年7月2日 19:09

とある量販店に行ったら、セルフレジを導入していました。
セルフレジは他のスーパーなどでも利用していますが、私が経験したセルフレジのシステムの中で最悪の操作性でした。

セルフレジを開発販売している会社、銀行のＡＴＭを観察して欲しいと思いました。
銀行のＡＴＭ、振込専用とか現金専用みたいに利用目的で専用化しているものを見たことがありません。

銀行のＡＴＭは基本的に同一の機能が使えるようになっています。
ＡＴＭを開発と運用する工数、お客様の利便性も考えたら、ＡＴＭは統一の操作が出来ないと使いづらいのです。

ＡＴＭの列に並んでいて、その列の先が振込専用の列だったら、現金を入金したかった私の時間が無駄になります。
セルフレジを導入する場合、全てのセルフレジを同一の仕様にして、現金と電子決済の両方に対応して欲しいのです。

セルフレジが空いたから、全ての商品のバーコードを読み取らせて、料金を支払おうとしたら電子決済専用のレジで店員さんを呼ぶわけです。
現金のレジが空いたら、そちらで精算しますので、お待ち下さいってセルフレジ全体の設計で大失敗だと思います。

セフルレジで店員さんに対応してもらっていたら、他のセルフレジからも店員さんが呼ばれます。
お金を支払うとき、支払い方法が画面で選べずに困っていました。

このセルフレジのシステム、最初に決済方法を選ぶのです。
例えば、財布を開けたら現金が足りなくて、途中からクレジットカードで支払いたい場合、店員さんが特殊な操作をします。

支払い方法を選ぶのは、金額が合計してからにしてください。
多分、このセルフレジを設計した技術者、セルフレジで買い物をしたことがなくて、店員さんとお客様の時間と労力を減らせる方法を知らないのだと思いました。

チェーン展開している量販店ですから、実験的に導入してみたのかも知れません。
疲れ切っている店員さんを見かけたので、早急にシステムの改良が必要だと思いました。

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