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社内SEの休日、鉄道車両用空調設備の性能検査で使われたプログラムを妄想で解析する

生産ラインで利用されるプログラム、本当に色々な種類があります。
プログラムは人間が作るものですから、時には異常な動作で問題になることもあります。

ニュースを見ていたら、鉄道車両用空調設備の性能検査で使われた専用プログラムの話がありました。
検査をしていなくても、検査をしているように検査結果を自動で作り出すそうです。

成績書は紙なのかデータなのか分かりませんが、どんな中身になっているのか興味があります。
勝手に妄想して、専用プログラムを私なりに解析してみたいと思います。

自然な検査結果とは何なのかなと考えた時、真っ先に思いついたのが正規分布です。
正規分布の解説は省略しますが、検査結果を集めた時に正規分布のグラフが書けるよう、検査値の誤差の出し方を工夫します。

誤差の出し方も、キレイな正規分布にはならないよう、微妙なデコボコを作るように工夫すると見破るのは難しいと思います。
また、検査を担当している人がプログラムの動作を疑わないよう、適度に不良品を検出することも重要です。

100台製造したら1台ぐらい不良品がないと、検査を担当している人が正常な検査と信じさせることが重要です。
正常な検査と信じなければ、プログラムの動作を疑い、自分で色々と調べることになります。

検査機器の数字とプログラムの数値が一致しないと気が付かれたら、とんでもない大騒ぎになってしまいます。
検査を担当している人も不正に加担しているなら心配無用ですけど、工場見学で気が付かれることもあるので注意が必要です。

こういう架空の検査結果を出力する専用プログラム、世の中に需要があるのでしょうか。
作ってみようかなと一瞬考えましたが、不正に加担したり協力することになるので、やめておきます。

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