地域団体LforLの設立4周年を振り返って
私たちLforLは2020年1月で4周年を迎えました。この記事では、これまでの4年間を振り返り、私たちが得た「喜び、学び」と今後の活動に向けた内容を書きます。
※ この記事は無料で全文公開です。
4年間の活動内容
私たちが4年間で行ってきた活動は、こちらのnote記事にまとめています。10団体以上とコラボ活動をしてきました。また、Facebookページをご覧いただいても、活動を時系列で追うことができます。これらの活動内容は動画やフォトブックにまとめて情報発信しています。
過去の振り返り
LforL設立の理由、2周年と3周年の振り返りはそれぞれ下記からご覧いただくことができます。
僕がL for Lを作った理由
地域団体LforLの設立2周年を振り返って
地域団体LforLの設立3周年を振り返って
私たちが4年間で得た「喜び、学び」
私たちは4年間、「地域協働」をテーマに活動してきました。ここでは活動に携わったメンバーの声を一部紹介します。
自分自身が得た喜びは、人の繋がりができたこと。
SNSで友達になっていても、本当の友達と呼べる存在がどれほどいるのかどうか。
上司部下同僚など仕事とは離れて関係なく付き合える本当の友達ができたこと。
自分自身の学びは、人に何かを伝えるにはどうしたら良いかを考えられるようになったこと。
どうすれば分かり合えるのか自分で自答できたこと。
答えのない問いかけの本当の意味が分かったこと。
by くま
職場、学校のどれにも当てはまらない地域活動という環境が喜びや学びにつながっています。
人脈が広がったのでよかったです。
by もふちゃん
地域活動は職種や経歴で区別されることがないため、多様な人々と出会うことが喜びや学びにつながっています。
喜び
・自分が面白い、大切だ、と思うことに共感を得ることができたこと。
・団体として地域に根付いていると感じること。
学び
・地域協働の重要性
・人間関係のバランスの取り方
by こだてん
個人と地域の方向性が一致することに喜びを感じ、そのための方法論を知ることが学びにつながっています。
ミッションの達成度と課題
組織のLink
私たちは、4年間で10以上の団体、企業、行政とコラボしてきました。これらのコラボによって、
・新しい人間関係の構築
・負担を分担し継続的に活動を展開
を実現してきました。
今後は、1団体ずつとのコラボに限らず、複数団体を繋ぐ橋渡しとなり、地域協働を進めていければ良いなと思っています。
世代のLink
コラボ活動によって、幼年期〜大学生院生、子育て世代、60歳以上の年配の方々と関わり、つまりはほぼ全世代との関係性を持つことができています。特に、子ども連れの親子イベントに私たちが加わることで、子どもたちにとって大きなお兄さんお姉さんが参加してくれて嬉しい、多様な考え方を盛り込むことでイベントが盛り上がるなどの、相乗効果が生まれました。
課題を挙げると、大学生世代とコラボレーションする機会が少なかったように思います。大学生世代とのコラボが少ない原因をあげると下記のような項目が挙げられます。
・大学生世代の地域参画が比較的少ない。
・私たちから大学生世代への働きかけが少ない。
このような背景を踏まえて、さらなる世代のLinkを図るべく、LforLでは大学生世代のチャレンジを応援する「夢まちラボ」への協力を宣言しています。
コラボのススメ
これらの地域協働がもたらす効果は、団体設立当初考えていたよりも、非常に強力なものでした。この記事をご覧になっている地域に参画する方々にもぜひ、コラボレーションという選択肢を持っていただけたらと切に願います!
地域活動では、下記のような課題が山積していると思います。
・人手不足
・能力不足
・負担が大きい
これらの課題を、コラボという手段によって
・人手不足 → 他団体の手を借りる
・能力不足 → 頼める人を増やす
・負担が大きい → 負担を分担する
のような解決策に落とし込めると私たちは考えています。
想い
私たちLforLは、20代~30代の生活環境に変化が大きい世代のメンバーで主に構成されています。就職、一人暮らし、結婚などのライフイベントを迎えるなかで、生活拠点は千葉県、東京都、福岡県、広島県、高知県、台湾、アメリカなど多岐に渡っています。私たち自身が「世代のGap」、つまりは学生から所帯を持つ世代への移行期間であること強く感じながら生活を送っています。それゆえに人と人とが「つながる」ことの価値を体感しています。「どのようにLinkを実現するか」といった方法論の重要性を書きましたが、一番に重要なことは「なぜ繋がりを作りたいのか」だと思います。Link for Lifeを私たち自身が体現し、地域活動や人生を通して「つながり」という価値を作り続けたいと思います。
文責:小舘直人
協力:くま、もふちゃん
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