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遡ること昨日10月31日のハロウィン
変に早起きしたのでメイクをしてみる。
その時知り合いから1通の連絡が来る
「来週と再来週は就活があるから忙しい」
心が折れた。それは就活とかじゃなくてただ単に普通に断られると心が折れるのだ。
ハロウィンなのに外に出る用事がない。バイト先にお菓子でも置いて行こうか迷ったが、もう家から1歩も動けない。そんな時ふと家に誰もいないことに気づく。
「アレクサ曲かけて」
好きなアイドルの曲を流す。それを歌いながら踊る。それをスマホで撮影する。私の変な部分を知っている人がフォローしているInstagramのストーリーにあげる。さっきまでしんどかったのに平気になった。
1人じゃ寂しいので飲酒しながらインスタでライブ配信をする。人は3人ほどしか来なかったが楽しかったので良し。
ほろ酔い気分で楽しい。よし、公園に行って星を見よう。でも1人は寂しい。だってハロウィンだから。
しかもさっきのインスタライブで地雷系メイクをしている。なかなかに盛れている。そうだ。
tinderやろう。
片っ端からいいねしていく。マッチした。直感で選び、必要最低限の会話をし、そういう事はしないと念押しして公園に向かった。
車に乗った。とりあえず車を走らせている。どこ行くつもりだ。いやもうめんどくさい。でも財布には小銭しかない。いいのか。私は知らんぞ。
ちゃんとメッセージで言ったからな。
そういえば私の下着。どんなんだったっけ。
上はいつものやつだ。問題ない。下は。
穴が少し開いているパンツだ。コンビニに行くらしい。コンビニで下着を買う童貞卒業。
めっちゃ自己肯定感上げてくれるめっちゃいい人だった。何でもかんでも褒めてくれた。楽しかった。正直楽しさナンバーワンだ。
車めちゃめちゃぶつけてたけど大丈夫だったのか
なんか削れてるとかあったけどまぁ何とかなるさ
そういえばバイト先によくきてた常連らしい。
世界は狭い。今度会う時は客と店員だったりして。
気分が良いコーヒーでも買って帰ろう。
ららんるんるんうふふふふ
ばしゃん
がしゃん
右手からカフェラテが落ちた
左手からワイヤレスイヤホンのケースが落ちた
あー私ったらドジっ子なんだから
カフェラテを拾い上げる
冷たい
女の子って楽しいCANMAKETOKYO