一本の矢
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「一本の矢」
こんばんは。
皆様、いかがお過ごしですか?
今日、こちらは晴れて、とても暑かったです。
外を歩くと流石に汗ばみました。
私が子供の頃の夏は、30°Cでも皆、騒いでいたものですが、昔は今と違って、カラッと晴れて気持ち良かった様に思います。
最近はジメジメした夏ですね。
便利な世の中は、化学と自然を、世界規模で考えなければならないから、難しいものですね。
人それぞれ、国それぞれです。
さて、今日は弓矢の話から、人生と恋愛の話をしてみたいと想います。
弓矢というと的を狙って、射る練習をするものですが…。
矢を放てば、必ず何かしらには当たるものです。
ですが、ど真ん中に当たる矢は一本の矢だけです。
ですから、矢を放つ時は「真剣勝負」です。
そして、それと同じ様に人生も「真剣勝負」です。
「ごまかし」は効かない。
皆が見ています。
恋愛にも同じ事が言えます。
「甘い考え」は必ず見抜かれてしまいます。
時々、真実の愛見つけたと言われて、直ぐに別れられたという男女のお話を聴きます。
「見つけた」は考え方より、先に行動力の男尊女卑の利己主義の哲学です。
また、人は異性に品行方正を求めて、自身は自由奔放に生き、品行方正に生きられなかった人を責めた方が楽に生きられるものです。
それは、不倫のニュースを見てくればわかるかと想います。
他力本願的な考えの現れが垣間見えます。
真実の愛は見つけるものでもなく、異性が変わるものでもなく、自分が変わり貫くものです。
「嘘は墓場まで」「知らぬが仏」なんて言葉があります。
偽りの世界に無いものが、「真実の愛」です。
それは、「真実」の世界にしかないものです。
現代は「道徳」が崩壊し、「倫理観」が危ぶまれています。
どんなに困難な道だったとしても、人間には「人の道」がある。
人生も恋愛も真剣勝負です。
「一人でいると孤独感、二人でいると劣等感、
三人でいると疎外感、仏様といると安心感。」
という法話もあります。
人を大切に扱わない後悔は、先立つものではありません。
人は失う前には気付けない「損も得も無い愛」に…。
「男は慢心にて身を滅ぼす、女性は疑心にて身を滅ぼす」と言います。
男社会では「一本の矢」を大切に。
本当の苦労をしないと、本当の苦労をしている人の気持ちは、理解出来ないものです。
白蓮
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