質問の答えはヒント
質問力を磨いて、良い質問の仕方をすると答えが返ってくる。
そう思っていたら間違いですw
答えというのは正解な訳であって、正解というのは数学などで無ければ一つな訳が無いんですよ。
だから、世の中の質問で答えというのは一つじゃないんだから、それは答えではなくヒントです。
様々なヒントを貰えたから、このヒントを使って何か自分なりの方法を考えよう。
これが正しい道筋です。
コレがですね。クレクレ君などの質問力が0の方の場合、全部答えだと思ってしまって、上辺だけ…
『勉強になりました!』
『スゴイ刺激になりました!自分もやってみます!』
などの返答をして、分かったフリを知らず知らずの内にしてしまう訳です。
『分かったフリだよね?』と聞いても、『大丈夫です!分かりましたよ!』と言われ、結局、分かってない人の多いこと多いこと。。。(;´Д`)
自分も昔は、答えを教えてもらったと思い、元気よく『分かりました!』と上司に言って、『お前は分かってないよ。また同じことを俺は説明すると思うぞ』と言われたモノです。
大体、その1か月後に同じことを言われたのをよく覚えています(;´Д`)
まぁ、使えないダメな社員だったんですよw
古物市場でもそうですね。
セリで落とすんですが、そのセリで落とすには様々な方法があるんです。
質問力0の人が市場で質問をすると…
Q『市場ではどうやって落とすんですか?』
A『欲しい人同士でセリ合って買った方が落とすんだよ。』
Q『競り合いに勝てません。アレは意地悪ですか?あんな価格で儲け出るんですか?』
A『儲けが出るから、高くても買っているんだよ』
Q『買えたんですが、全く儲けが出ませんでした。やっぱりアレは意地悪ですね』
A『あー、残念だったねー』
Q『やっぱり市場って閉鎖的ですね…』
質問力があると…
Q『初めてなんですが、市場ではどうやって競り落とすんですか?』
A『欲しい人同士でセリ合って買った方が落とすんだよ』
Q『競り合いに勝てません。あれは何か儲けられる方法があるんですかね?それとも高くても買わないといけない理由があるんですが?』
A『あの人は〇〇が得意なんだよ。だから、高くても儲けが出る所まではセリ上がってくるよ。あの人の商材に手を出すなら、覚悟を決めてやるしかないね』
ココまででどうでしょう?
今回もちょっと無理やりな例題になっちゃったけど、少しはなるほどと思っていただければと思うんですが、ただ言えるのは、質問力の無い人は短絡的な答えしかもらえません。更に自分は悪くないというのを前提で事を進めていきます。
質問力がある人は、失敗したからこの先どうしたら進められるか、具体的なヒントを貰えるんです。
答えをどうヒントに持っていくことができるか?
そのヒントを基に、自分のやり方をどう確立するか?
それは各々で色々とやり方はあると思います。
ただ、上のパターンと下のパターンで
質問に対しての答えは答えじゃなくヒントです。ヒントを引き出せるような質問の仕方をするのが質問力のある質問の仕方です。
ヒントを引き出せずに、短絡的な答えしかもらえなかったら質問が悪いんです。そしてその答えで納得してしまったら、それは分かってない証拠と思った方がいいですよ。
『なるほど、分かりました!』=禁句ですw
『ありがとうございます!色々と考えてやってみます!』=正解です♪
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