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リファラル採用 -10名リファラル採用できた意識の置き方
ナレッジワークに入社して2年半。非常に刺激的な日々を過ごしています。素晴らしい社員、事業内容、お客様に囲まれて、最高の仕事ができています。
営業のスペシャリストとして、期待されている専門性/役割を果たしつつも、私がこの2年半ライフワークのように取り組んでいることが採用活動です。ナレッジワークの事業活動に対して、私が最も大きく貢献した仕事はもしかすると採用かもしれません。
ナレッジワークの幹部の一人として、私がどのような考えで、採用と言う仕事に向き合っているかを残しておきたいと思います。
一人の力を超えた採用活動の意義
スタートアップに入社してからというもの、自分が売上を上げる主担当の営業として明らかに他と差をつけて貢献できた期間は1年程度。
非常に短い期間です。あっという間に状況は変わっていきます。
オペレーションが安定してきて、パフォーマンスのブレを抑制する仕組み化がなされ、入社メンバーの成果が安定してくる。役割も変遷する。求められる成果の幅も一人で吸収できるものではなくなる。
過去スタートアップに勤めてきた経験からも、ここは強く認識しているものでした。なので、ナレッジワークでは、入社した当時から採用と言う仕事が最も重要な仕事であることを認識していました。
自分自身の仕事のパフォーマンスは担保しつつも、それ以上の貢献を出すには、自分だけではどうにもならない。自分のリファラルで入社いただいた人が活躍してくれれば、それ即ち自分の貢献!くらいにポジティブに捉えています。
『継続的に生み出せる貢献の幅を大きくするために採用活動をする』
と言った自分で扱いやすい距離感で捉えています。
上司になりえる人材の採用
今の時代、年齢経験などは関係ない。
評価されるべきは、その方が生み出すアウトカム。
私より優秀な人材は星の数ほどいるわけで、自分の役割が変わることや、役職が変わることなどは正直全くどうでもいいポイント。
自身が一定の経験を重ねてきたからこそ辿り着いている考え方ではあるとは思いますが、今思えば、若い頃もこう言った発想を持って仕事をしていれば、もっと素晴らしい人材になっていただろうなと感じる部分です。
最近、元Salesforce常務の鈴木淳一さんやユーザベースでFORCAS事業のCEOを務められていた田口 槙吾さんをお声がけし、入社いただきました。継続的に対話する中で、その方々の魅力に接し、弊社に来てくれたら、どんなことになるだろうと心躍らせて、お声がけしていました。
実際、現在彼らは、高速でキャッチアップしてくれて、素晴らしい変化を生み出してくれています。淳一さんは、同い年。これまでと全く違う役割を担ってもらっていまして、日々近くで座って、談笑しつつ、新たな世界を作ろう、よりいい世界を作ろうとチャレンジャーとして刺激し合っています。彼と初めて食事した時、あまりにも素敵すぎて、「僕の上司になってください」と口にしていたことをよく笑いながら話しています。
田口さんは、私より年齢は若いですが、圧倒的に有能な人材。私の上司として、レポートラインとなってもらい、自分の仕事のアウトプットもチェックしてもらってますし、毎朝15分会話し、日々起きる事象を二人の目で見て、打ち手を議論してから仕事が始まっています。既に、組織全体の変化が始まっていて、これからの未来が楽しみです。
多様性を彩る意識
上記のような発信をすると、ハイレイヤーに限定した話のように聞こえるのですが、私は、幅広く人材を探します。
ナレッジワークが一事業で、再現性のみを求めているのであれば、外部の人材採用を担う会社にお願いしていた方が生産性は高いと思っています。ただ、我々の事業は、幅広く未来を描いているので、そこに向けて必要な人材ももちろん幅広い。
私の父は、元ソニーで人事責任者をやっていたのですが、彼はその当時
ソニーに、女性を海外転勤することや、産後に復職できる仕組みをいち早く作るなどしたそうで、以下のような言葉をよく言っていました。
例えば、出産という経験は、限定された人にしかできない。男性は現在の技術では絶対に出産できない。そこで得た経験は、必ずや会社組織/文化に新しいものを生み出してくれる。
私も、こう言った考え方に強く影響を受けているので、多様な経験を持つ人で彩られた組織は、強く変化に強いと信じています。なので、バイアスを持たず声をかけ、可能性を探りたいと思っています。
また、未来の未来を見ていると言うことは、期間を意識する必要があるので、年齢の若い人材にも意識を張ります。若い方々が入り、経験を積んでくれれば、将来の人材層を厚くすることもできる。
なので、最近の私は若手の方への意識を強くしているところがあるように思います。新卒として、浅川さんと中川さんと対話すると未来しか感じません。彼らが描く未来をより大きくしたいし、彼らと一緒に彩るメンバーが増えたら、未来は明るいと心から感じます。
入社したメンバーへの支援
新たな環境にチャレンジすることと言うのはとても不安ですし、どんなに成果を出してきた経験者も自分のパフォーマンスの最大値を出すまでにはとても時間がかかるものです。
さらには、各メンバー入社してから未来に描く景色があります。それを達成できるようにナレッジワークは、全力で支援をします。面接を通じて、ご本人が持つWillを徹底して意識して対話をしますし、Willと付く業務にズレがある場合は、改めて、議論をし直すくらい、意識を徹底しています。
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なので、少しでも、気持ちよく楽しく働いてもらいたいですし、描いたWillを達成できるように、私は大半の人より早く入社しているメンバーとして、貢献できる幅は少ないのですが、なんらか支援するよう意識しています。シンプルにできることとして、意識してやっていることは
『声をかける』
適宜、様々な人に出社時は声をかけるようにし、見てわかる範囲で支援しています。私のリファラルで入社した人以外もすべての人にお声がけします。現在130名強ですが、できる限りこれはやり続けたいです。何もせず、距離を置くことによる方が様々なリスクがあるので、少しでも貢献したいと言う意志を持っていることだけでも伝えたいと考えています。
自分自身の成長
人に興味関心を持ってもらう引力を持つには、何より自分自身が魅力的な人材でないといけません。
プロダクトを作ることもできなければ、事業計画を描くこともできない。私ができることは、人との接点。
接点を担うためには、魅力的な人でなければいけない。当時のソニーは人材の宝庫と言われていて、その採用ってどう言うところを見ていたの?と父に聞いたら
チャーミングな人だよ。それが全て。どんなに能力が高い人でも、チャーミングでないとダメだよ。
と言っていて、印象に残っています。自分もそうあれるように、磨き続けていきたいです。
最後に
ナレッジワークの採用に対する思い/考え方は、以下の麻野さんの記事を是非ご覧ください。
ナレッジワークは、幅広く人を求めています。
素敵だなと思った方には、声をかけていきたいと思っていますので、是非、反応をお願いします。最近は、一緒に働きたいと声をかけていただけることも増えました。ご縁にならないケースもあるのですが、その後も、次の会社での活躍を教えてくれるなど関係が続くことも多く、採用活動って素敵だよなぁと思います。
これからも継続して続けていき、出会いを楽しんでいきたいと思います。
株式会社ナレッジワーク 桐原 理有
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