白血病になった日(番外編)
前回からかなり時間が空いてしまいました!
資格勉強などに追われ、気がついたらもう一ヶ月経っていました。。
今回は、入院に至るまでの体調不良について書いていこうと思います!
私が気づいた症状はこちらです。
①発熱
②息切れ
③浮腫み
④メニエール
⑤光過敏
⑥内出血
⑦月経血の減少
多すぎ。
順番にお話ししていきます!
ゆっくりしていってね。
入院した日はこちら⇩
①発熱
最初に異変を感じたのは2月末ごろの発熱です。
特に前触れもなく39度近くの熱が出ました。
コロナウイルスが流行っていたので、もちろん私自身も感染を疑いました。
発熱外来に電話し、なんとか当日受診してくれる病院を見つけてコロナとインフルの検査してもらいました。
結果は全て陰性でした。
逆に何!? 怖い!! って思いました。
先生も、よくわからないけど風邪だと思うから薬飲んで寝てね。
って感じで普通に隔離解かれて帰されました。
たらればですが、本当に "今思えば" ですが、
この時に血液検査をしてもらうべきでした…
おそらく白血病の病状だったと思うんです。
その後、3日くらいで熱は下がったのですが
それからは37度くらいの微熱が続いていました。
最初は病み上がりと思って気にしてなかったのですが
ずっととなると不安になりますよね。
やっぱりコロナだったんじゃないか?
当日の検査だと陰性だったりするし、なんて言われたりもして
そうかもな〜と思ってあまり重く考えていませんでした。
そんな病み上がりだかコロナの後遺症だかわからないまま
しばらく過ごしていくうちに、また私の体には異変が起きます。
ここからはもう異変の加速が止まらないです。
②息切れ
すぐに息切れするようになりました。
私は歌ったり踊ったり筋トレしたり散歩したりと比較的よく動く方(だと思う)なのですが、それなのに少し走っただけで息切れして苦しくなるようなことが増えました。
というのも、職場の同僚たちは歩くのがとても速くて、
元気な時でも追いつくのに少しあせあせするくらいなんですが
さらに追いつけなくなっていきました。
心臓が常時バクバクして、首のあたりがドクドクと脈打っていて
横になっていてもこれがおさまることはありませんでした。
シャワー浴びたらフラフラするし、
みんなの歩幅に合わせて歩こうとするだけで息が苦しく、
最終的には階段を数段上がっただけで酸欠のような状態になっていました。
なんで早く病院に行かなかったんだと悔やむばかりです。
③浮腫み
体中がむくむようになりました。
元々むくみやすい体質なので、日により二重幅が変わったりしてしまうのですが、むくみの質が明らかに違くなっていきました。
普通のむくみって、
時間が経ったり血流が良くなればある程度取れるのに全然違くて。
時間経ってもずっとむくんでるし、筋肉が硬いままなんですよね。
お腹周りや足がずっとパンパンで歩きづらいんです。
わたし自身はその日の外見を含めたコンディションが生活のモチベに直結するタイプなので、激萎えですよね。めちゃめちゃ落ち込んでました。
むくみは徐々に悪化していき、入院した時は顔からつま先までパンパンになっていました。
今はこの経験が一つのトラウマのようになっていて、悪い症状が出ているのではないかと不安になってすぐにむくみを取りたくなってしまいます。
④メニエール
わたしは2021年にメニエール病と診断され、季節の変わり目や寝不足などさまざまなストレス要因が重なると難聴とめまいを起こしていました。
頻度は大体1年に2、3回程度でした。
医師からは水分補給、血流、ビタミン、睡眠としつこく言われていた(むしろそれしか言わない)ので診断されて以降は常に意識して過ごしていました。
そして前述のような息切れやむくみが頻繁に起こるようになると
血流に問題があるのではと思うようになりました。
案の定、メニエール病のような症状も出始めました。
1年に2、3回程度だっためまいと難聴は
1週間に2回になりました。
さすがに同僚のみなさんもこの頻度に異常性を感じ始めていました。
みなさんは休みなさい、帰りなさいと言ってくれたけど
何より私自身が休みたがらず。(良くない)
当時の仕事量はとても多く、誰一人として風邪を引けるような状況ではなかったのもあり、少し無理してでもピークを乗り越えたいという気持ちで毎日働いていました。
本当に、本当に、こういうの良くないなあと思います。
あまりにも自分のことを過信しすぎていたと気付かされます。
<余談>
メニエール病を発症すると
毎回このまま難聴で治らないのではないかと不安になってしまいます。
不安でどうしようもなく、無気力で、大好きな歌や音楽が楽しめなくなる恐怖を抱えていました。
わたしの場合は低音域のみ難聴になり、薬を服用して3日後にはケロッと回復します。耳の不快感を例えるとするならば、ずっと飛行機乗ってるみたいな状態です。耳抜きしてもボーーーーーーってなってる。
⑤光過敏
発熱、息切れ、むくみ、メニエール症状、、ピークを迎えています。
満身創痍でボロボロの私が死を意識した症状は光過敏です。
(正式名称はわからないですが、このようなワードで検索しました。)
ある日の朝目を開けたら、視界が真っ白だったんです。
それはもうアニメさながらの白いモヤモヤに包まれた世界でした。
ものすごい量の目やにかと思ったけど、違う。
でもなぜかすごく光が眩しくて、スマホに映る液晶の色味もなんだか違う。
全体的にチカチカしている。
違和感だらけだけど
少し時間が経ってモヤモヤが落ち着いたので安堵しました。
でもやっぱりおかしかったんです。
目を閉じてしばらくして目を開けるとまた真っ白になってしまうんです。
外は光の跳ね返りや白い服の人が眩しくて目が開けられない。
怖かったです。
ここでようやく自分の体に何が起きているのか、
本気で向き合うべきだと思いました。
原因不明の発熱から2ヶ月余りの出来事です。
2ヶ月も体からのSOSを無視し続けた結果、
急性骨髄性白血病と診断されました。
医師からは1週間遅かったら危なかったと言われました。
ここからは そういえば… という感じで後から気づいた症状になります。
⑥内出血
私はよく体をいろんなところにぶつけるので、身に覚えのないアザが絶えません。足、腰回り、腕が多いですねえ
ですが、そんな私でもあれ?と思うような箇所に小さなアザがたびたび見受けられるようになりました。
ある日上司にその話をしていたら、言われたんです。
白血病かもしれないよ、と。
そんな怖いこと言わないでください!笑 とか言ってたけど
まさか本当に白血病だったとは。
⑦月経血の減少
これまでの人生でいうと
月経は比較的重い方で、月経血も多かったのですが
入院直前までの数ヶ月は不正出血かな?みたいな感じでした。
やはり極度の貧血だったので納得しました。
|おまけ
いくつかの症状のその後について少しお話しします!
息切れ、浮腫み、メニエール、光過敏は
入院したらすぐ良くなりました!
輸血してもらったからだと思います^^
血液が少ない→身体中に酸素が行かない→心臓に負荷がかかる
という感じでかなり心臓に無理をさせてしまっていたようです。
この弊害は今も少し残っていて、お薬飲みながら様子を見ています。
あの時もっとちゃんと検査していれば、
この時に早く病院行っていれば、
そう思う瞬間は少なくないです。
ここに残した症状の数々は、自分を蔑ろにしてきた過去そのものです。
決して誇れるものではないけれど
間違いなく言えるのは、あの時の私も必死に生きていたということです。
目の前の仕事、責任、将来の夢、人間関係…そういう大切なものを手放さないよう必死に食らいついていた結果、何よりも大事な自分の体を蔑ろにしていました。
そして今、大きな学びを得て生きている自分が誇らしいです。
#番外編 おしまい
<プロフィール>
名前:みりこ
性別:女性
職業:OL
趣味:音楽、語学学習