ポケモンのオシャボとtemtemのシール
「ポケットモンスター」というゲームでは、ポケモンを捕まえるための「ボール」が複数種類存在し、（現在は27種類存在するらしい）
ボールの種類ごとにデザイン、ポケモンが出てくるときのエフェクト、捕まえやすさの性能が異なる。
ボールのデザインとエフェクトを重視し、ポケモンを捕まえる際のボールの種類にこだわるという遊び方が存在している。ボールの見た目やレア度の方を重要視されて、捕まえやすさの性能については度外視されることが多い。
「かわいい見た目のポケモンにはハートマークのエフェクトが出るラブラブボールが似合う」、「水タイプのポケモンには水しぶきのようなエフェクトが出るダイブボールが似合う」等のポケモンとボールのイメージを揃えるこだわりや、単に珍しさを重視する考えなど、楽しみ方は人それぞれあり、奥深い。
「temtem」というゲームでは、ボールの代わりに「カード」を使ってテムテムというモンスターを捕まえる。カードの種類は5種類で、デザインはそれぞれ異なるものの、テムテムが出てくる際のエフェクトは変わらない。
その代わり、「シール」というアイテムを装備することによって、エフェクトを変更する事ができる。シールはいつでも変更可能なので、ボールごとにエフェクトが固定のポケモンよりは自由度が高くなっている。（代わりに、カードのデザインにはあまり幅が無い）
temtemのカードは透けていて入っているテムテムが見えるのが面白い。
「temtem」ではあまりポケモンにおける「オシャボ」の概念を見られないと感じる。
（そもそも日本ではテムテムの話題自体が少ない、英語だとあるのかもしれないが詳しくないので何とも言えない）
カードの種類が少ないのと、シールでいつでもエフェクト変更できるので十分という事だろうか。シールの種類が多く、属性ごとに似合いそうなものもあるので、テムテムごとに似合うシールを選ぶのは楽しい。
ポケモンの方だと、開発側もオシャボ要素（オシャボとはおしゃれ＋ボールを合わせた用語である）は一種のやりこみ要素と位置付けているのか、入手難易度がかなり高く設定されたレアなボールも存在する。この難しさもプレイヤーの関心を高めているのかもしれない。
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