飛騨高山は…
初めて飛騨高山を訪れた。GoToトラベルで飛騨牛を食べられる旅館に思わずポチッとしてしまったからである。絵になるところを撮影しに行きたかったので古い町並とか伝統的建造物とかにも思わず誘われた。
思いっきり「古い町並」と書かれている。わかりやすい。古い町並を探しに来た人は思わずここかと納得するだろうか。
町並は古いかもしれないが、看板はポップで現代的である。惜しむらくは平日で雨のため観光客が誰もいないこと。コロナの影響も多分にありそうだ。看板が泣いている。
よくみるとエアコンの室外機が目立たないように屋根の上に設置されている。古い町並を維持することと現代生活の両立に苦労しているのだと思う。
なんとか生活感が見えないようアングルや露出、色調整で工夫してみる。ようやく観光地っぽくなってきた。
しかしなんでだろう、自分にはこの町並に郷愁というか懐かしさをあまり感じることができなかった。
テレビで見たことのある風景のイメージに影響されて現実の風景に入り込めないのだろうか。
いや、やっぱり人がいないから感情が揺さぶられないのだ。街に人がいないのは都会ならクールでも田舎では寂寥感しか感じないのではないか。
つまり自分は来る時間を間違えただけなのかもしれない。コロナが終息して飛騨高山に人が戻ってくることを切に願う。それまで(,,゚Д゚) ガンガレ!