仏蘭西用紙の虜
本当にこの紙は活版印刷の為に産まれてきた紙だと思う 1ミリ厚の紙厚でがっつりと圧が入る それも質感もキッチリとラフさがあり 日本の紙のきめ細かさは無いがなんというか風合いがとてもアナログチックで印刷をしている俺自身が楽しくって仕方がない どんな表情にも化ける
ヨーロッパぽく紙によってまつたく均一がなく厚さもバラバラなのだがそれはそれでまたまた味があって俺はそのアナログ加減にも魅かれてしまう 均一でなくまた湾曲を描く紙なので紙工屋さん泣かせの紙ではあるがそこは日本人と違い欧州の人っぽい紙でもある 船に乗って3か月も揺られてくる紙 なんか浪漫を感じる