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☆30.よく聞く曲と、メンタルはリンクする。

おはようございます。最近英会話アプリを始めたわたしです。

「JUNKI」と登録したら、アプリを開くたびに「ハ〜イ、ジンキー!」と呼ばれて自分の名前を少しだけ嫌いになりました。やっと好きになれたと思ったんだけどなー笑 まだまだ前途多難のようです。今は名前も多種多様にわたるようになりましたが、本当に大切につけないといけませんね。

要は近畿大学が”Kinky(変態)”になるのを避けるために”KINDAI”に英名をチェンジしたような現象と同じアレですよね。こんな形で近大に親近感を持つとは思わなかったし、わたしも"Junky(中毒)"になるのを避ける別名が欲しいです。わかる人のために書いておくと、”Happy”だと余計に悪そうなので却下です笑


話がそれました。


今回は「よく聴く曲と、メンタルはリンクする」というテーマで話してみたいと思います。

その通り、普段よく聴く曲や頭に浮かぶ曲が、その人の心の根幹にあるという考え方で、古い友人が面白半分に「J-POP占い」なんて言っていたところから気にするようになったのですが、これが見事に見事に当てはまる。

というわけで、今回は一例として、私の根幹をなす曲をいくつか紹介しつつ聴く曲とメンタルの関連性について話していきます。



メロディー派? 歌詞派?

人によってメロディーで好きになる人と、歌詞で好きになる人に分かれるとよく言います。私はどちらかというと前者のタイプだと思っているんですが、今よく聞き返す曲を見ていると、歌詞にも共通項があるんです。

みんなはどうなのでしょう。好きな曲の歌詞、共通項はありますか? 自分に響く歌詞はありますか? 意識的に探ってみると、結構共通項が見えると思います。JPOPとアニソン、洋楽など曲のジャンルが違っても、歌詞を読み解くと案外共通項が発見できたりするので、やってみると面白いですよ。


メンタルの状況で聞く曲が変わる。

ご経験があるのではないでしょうか。失恋した時に失恋の曲を聴く。嬉しいことがあった時に明るい曲を聴く。悲しくなりたい時に悲しい曲を聴く。自分のこころ次第で聞きたい曲が変わったり、耳に留まる曲が変わる経験はさまざまあるのではないでしょうか。

もし意識したことがなかったら、意識しながら街を歩いてみてください。コロナ禍の時代に「不要不急」なんて言われた音楽ですが、街を歩けば音楽にあふれています。そしてどんな歌詞が耳に留まって、どんな感情になるのかに注目するんです。

昔好きだった曲を10年ぶりとかに聞いてみるとしょっぱく聞こえたりもします。逆に苦手だった曲が好きになっていたりもする。食べ物にも好みがあり、変わっていくのと同じように、耳から入る音楽にもまた好みがあり、変わっていくもの。

私は一度好きになると同じ曲ばかりリピートして、次に興味が移ったらあっさり聞かなくなるタイプですが、そうやって渡り歩いた曲の中でも今は聴かなくなってしまったものがたくさんあって、その瞬間情熱を傾けられるものであっても、それが未来に残るものだとは限らない。古い曲がいい曲だと錯覚するのは、未来に残っている曲だからなのでしょう。逆にとっくに忘れ去ったと思っていた曲が急に帰ってきたりするのですから、わからないものです。


同じ曲を聴き続けるとコンディションが安定する。

なので、アスリートが試合前に同じ曲を聴き続けると言うことも実は理にかなっていたりします。同じような精神状態を作ることができるわけですね。

おそらくですが、悲しい時に悲しい曲を聴こうとするのも、アスリートがコンディションを整えることと同じなのかもしれません。アスリートが競技に臨む状況を作るために選曲しているのと同じように、悲しい出来事があった人は無意識に悲しい状態になりたい気持ちが芽生えていて、それに合わせるように選曲している可能性はあると思います。違いがあるとすれば意識的か無意識かかも知れませんが、私はアスリートではないので、同じ曲を聴くことが意識的か否かがわかりません。どうなんでしょうね。


人も曲も、出会うべき時に出会う。

よくよく思うと、曲との出会いって、結局は人から伝わるものだったりしませんか? 近しい人の好きな曲って耳に触れやすいし、一度くらい検索したりしますよね。そうしたところからじわりじわりと好きになったりするものです。

逆に、布教されると全力で逃げるというのもよくある話。オタク時代にまあそれは痛いくらいに布教しようとしていた時代がありましたが、お店で流れている曲が耳に残るのと同じように、「あなたのために」なんてこっちを見ないで流してくれている方が親しみが湧くものです。好きな曲や歌手がある方は参考にしてみてください。あなたが好きな曲を広めようとする時、あなたの目は相手を見ています。好きな曲の方を向いていないんですね。好きなものに夢中になる横顔って、どんな姿よりも美しいんですよ。それもまた「出会い」だと思うんです。初めましてだけが出会いじゃない。「あれ、こんなところもあるんだ」というのもまた出会いです。


私の心の根っこにあるかもしれない6曲。

参考までに、私の好きな曲、よく聴く曲を6曲ほど置いておきます。

1.林明日香「小さきもの」

 ”声が聞こえる 行くべき道指さしている”
 ”さらさら流る風の中でひとり わたし うたっています”

だから頑張れる。うたい続けられる。自分に前を向かせるために、あいつらが苦しい時に見つけられるように。

 ”そしてわたしは幼い頃に 少しずつ戻ってゆく”
 ”意味も知らず歌う恋の歌を 誉めてくれたあの日に”

教師として子供に還る姿をたくさん見てきた。私のように、親に貶められながら育った子も、そうじゃない子も。子供のようにはしゃぐ一瞬のきらめきを見逃したくない。無理して笑ってるやつを怒らせたい。子供時代にちゃんと子供をできていないと、大人にはなれないんだよ。


2.TRUE&茅原実里「ふたりごと」

 ”今日はいつもより空が青くて明るいから もう少し君と話をしよう”
 ”君の目に映るわたしが好きなんだ”

教師やってる人でこの言葉が刺さらない人はいないだろう。異論は認める。君らが幼いから立派に見えるだけで、君らが思っているような立派な人では決してないよ。騙してたらごめん。知ってたら笑え。


3.ロザリーナ「えんとつ町のプペル」

 ”汚れを知らない君の目やコトバや背中が”
 ”臆病なボクに教えてくれた 本当の強さを”
 ”臆病なボクらに教えてくれた 立ち向かう強さを”
 ”勇気を寄せ集めた 長い煙の夜に 奇跡が近づいてる”

俺が信じた君たちなんだから絶対に大丈夫。君たちが信じてくれた私なんだから絶対に大丈夫。そう思えるだけで前を向けるようになったくらいには強くなった。あとこれは個人の感覚なんですけど、毎年ハロウィンの時期(厳密には9月〜11月くらいの秋口)は私の運命が動き出す時期なんですよね。何かが始まる月。


4.Celine Dion「My Heart Will Go On」

 ”You're here, there's nothing I fear, And I know that my heart will go on"
 ”We'll stay forever this way You are safe in my heart”
 ”And my heart will go on and on”

私は幸運にも「実家」や「学校」という帰る場所を失った。帰るべき場所を失くした私にできることは、いつかどこかでまた会いたい人に会えるように自分を成長させていくこと。自分らしさを失わないこと。


5.西野亮廣『グリンゴからの手紙』

 "お前が見上げる空に まだやり残している仕事がある"
 "夜を駆けろ 赤い命よ"
 ”あの小さな声が町の煙に 飲まれてしまう前に”

こんなんさ、教師やってる人間が響かなかったら嘘だよ。異論は認めない。たくさんの夢を持っては大人に消されていって、古い大人の当たり前に嵌められていく。そんな景色に対して、授業の中で抵抗の意思を示し続けることしかできなかった自分の力のなさよ。

 ”終わりなき宇宙の静かを 貫く一閃よ”
 ”猛る鼓動がこの胸に叫ぶ 煙を晴らせ 晴らせと”

負けたくないじゃん。負けたくないじゃん。俺一人抵抗したところでただの流れ星で消えてしまうかもしれないし、光が弱すぎて誰の目にも見えないかもしれない。だけど自分から諦めるのは違うんだ。それは見せたい背中じゃないから。俺なんか見なくても立ち上がれる子は勝手に立ち上がって闘えばいい。でも負けそうになる子供たちの力になれるのは、いつだって大人の背中なんだよ。


6.清浦夏実「旅の途中」

 ”ただひとり 迷い込む 旅の中で 心まで彷徨って 立ち尽くした”
 ”でも今は 遠くまで歩き出せる そう君と この道で 出会ってから”

昔から好きだった曲ではありましたが、リピートするようになったのは本当にここ数日の話。冒頭のこの歌詞がまんま私なんですよ。ずいぶん長いこと彷徨っていたと思うわけです。元々は1行目までだったわけですが、2行目まで進めたからこその急な再会。

 ”夢見た世界が どこかにあるなら 探しに行こうか 風の向こうへ”

大切な人と出会えたから、旅に出られる。なんかそんな気がして。大切な人っていうのはひとりではありません。私は一度好きになったら100の愛情を注がないと気が済まない人です。

 ”差し出すその手を 繋いでいいなら どこまで行こうか 君と二人で”
 ”どこへも行けるよ まだ見ぬ世界の ざわめき香りを 抱きしめに行こう”

今まさにここにいます。何度も言うけれど”君”は特定の一人を指すわけではありません。しかしその手を繋いでいいならどこまでも行けるし、手を繋いだような温かさが私の手の中にあるんです。


本当は5曲のつもりだったんですが、直近で熱の上がった曲が2曲も押し寄せてきたのでこうなりました。


……


さて、これが何年後かにどう変わっていますかね。



ここまで読んでくださったあなたに、素敵な朝日が昇りますように。


……


第2回 演劇で遊ぶワークショップ

 日時:3月20日(木祝)10:00〜17:00 @大宮
 料金:学生1000円、一般2000円

開催します! アイスブレイクからミニゲーム、台本読みまで、さまざまな「演劇的な何か」で遊びます! 演技経験不問! アイデアを出し合ったり協力し合ったりあーだこーだ言いながら己のどんくささをさらけ出していく会です。

人は誰でも失敗しますし、得意不得意があります。素敵なところは素敵だと言い、苦手なことに挑戦する姿を讃え、乗り越えたらみんなで喜び合いましょう。大丈夫。今の自分がどうであっても、千の朝日を迎える頃には、あなたは素敵な人になっています。その輝きを発見するワークショップです。


詳細&予約フォームはこちらから。要事前予約となります!


……

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JUNKI HIROKAWA
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