【正確性<時間をかけない】仕組みづくり
今までのやり方を根こそぎ変更
通販の仕事で、ご注文いただいた商品を間違いなくご依頼主に届ける。これが基本ベースとなる。その中で、顧客情報入力→商品ピッキング→梱包。簡単に書くとこんな感じです。この一連の作業を違う人が見る。当初二人しかいないもんだから、交互に入れ替わり立ち代わり。その中で生まれて行ったのが、ダブルチェック。いつしかこれが当たり前になっていました。今思えば、暇だったんだろうなぁ。それをやるだけの余裕があったにすぎないのかもしれません。
ダブルチェック撲滅!を掲げ、一連の作業をしていくとわかるのが、ダブルチェックをするタイミングやする方法が、何回もあったという事です。どうしてこのやり方だったのか?私が知る由もないのですが、まだ売上規模も大きくなかったのと、人数的にも限りがあったので【正確性<時間】の仕組みづくりに着手しました。
正確性を求めすぎると、ズルズルと後ろに後退していくイメージしかなくて、
『どこまで、チェックの精度を高めれば良いのだろう?』
『いやいやいや。そもそも何回ミスするんだ?その為に、何分使うんだろう?』
何回ミスする?ミスするのか?怖がっているだけかも。私以外は、パート従業員。責任感があるから、ミスしたら迷惑がかかる。そんな思いから、多重のチェックが生まれて行ったのかもしれない。そう思いました。
ミスしても良いから、一回で終わらせよう
こんな言葉を投げかけたところで、やれるはずがありません。今までと真逆に近いやり方に方向転換したからです。今思えば、ここの数年間でやり方にしろ、お客様への謝罪にしろ色んな面で成長してくれたように思います。これって、こうやって書いてて気がつく事かもしれませんね。
やってもらわなければ、自分も困る。そんなところから始まった業務改善ですが、もちろん正確性もほっといてはいません。正確性を失わない自信があったからこそ、無理矢理やり方を変えれたところもあります。あとはそれを実施するベテランスタッフのやる勇気があるかないかでした。
こんな時思い出すのが、子供のすべり台でした。一人で滑れるはずなのに、滑れない時がある。そんな時、『滑れたら、きっと楽しいよー!』って心の中でいっていたりします。
『やれるはずだから、やってみよう!』後押ししてあげる回数が、ここ数年でとっても増えた気がします。
つづく・・・