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ウェルビーイングを学ぶことで人生の山を越える
高齢者施設の嘱託医をしています。
先日、入居した時は不満があった入居者の方が、家族に、つまり自分の家に電話して「大変良くしてもらっているから心配しなくても良い、こちらで過ごすことに決めた」とお子さんたちにお話されたようです。
心配して様子をうかがっていたスタッフたちもホッとしました(一部メイキングあります)
今までは両親は最後まで自宅で過ごしてほしいと思い、またそれにこたえるように要介護状態の母のプランを組んでいました。
しかし、嘱託医の仕事を通じて施設も一つの選択肢として考えられるようになりました。
というのは母に付き添っていた父の体調が良くなくて、現在二人とも入院中。
父がいなくなれば母は自宅に帰ってくることは出来ません。
現在ウェルビーイング勉強中。
ウェルビーイングをあげることができるらしい。
昨年(母が入院中に医療不全で体調悪化、病院と激しくやり取りしました)
1昨年(脳梗塞で入院した母がコロナ感染、担当看護師さんが良くならないから施設を探しなさいとアドバイスしてくれたころ)
その時に比べると遠くいる娘の心配はありますが、何か乗り越えられる、方策はあると感じられて、気持ちは安定しています。
何があっても、今までの両親との思い出は残るし、特に母が介護が必要になってから生まれた父との絆のようなものは私の心の宝物です。
やっぱりウェルビーイング学んで良かった。
さあ、明日は誰もいなくなった実家へ行ってきます。