自宅が火事になったこと(3)
小学校6年生の時に家が火事になりました。
https://note.com/letscoloranalyze/n/n7793721896f9
その出来事がわたしに何を残したか?
火事で人が亡くなる恐怖感はきっとほかの人よりも強いです。
自宅は火事にならなくても、隣の診療所は壁だけ残してジャングルジムのよう。出火元では高齢の女性が亡くなっています。
実はその後その土地を父が購入したのですが、その女性の姿が見えるという噂がありました。寝ているうちに亡くなって、自分がどこにいるかわからなくなってしまったのかもしれません。
人の魂の行方を考えるようになりました。
もう一つは両親のレジリエンスの強さです。
ほとんどの持ち物がダメになってしまったのに、次の日から診療をしていました。
そして、春から新しい自宅を建てることにしてしばらく、別のところに住むことになりました。
今が最悪と思ったら、あとは上昇していくだけだと父は時折、話してくれました。
わたしのポジティブが最強になっていったのも、この時の両親の様子が残っているからでしょう.
良いことが続けばそれなりに、悪いことが起こったら次は良いことがあると考える。
最悪の状態になればあとは上昇していくだけ。
自宅の火災は
恐怖とともに、負けないことの大切さをわたしに教えてくれました。
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