私の本棚より #シロクマ文芸部
秋と本、これはもう秋とさんま、marmaladeとおっちょこちょい、くらいフィットしています。私は夜寝る前のひと時、読書を楽しんでおりますが、最近読んだ本をご紹介します。本棚より、ですが、Kindleよりとなります。
「銀山町 妖精綺譚」福島太郎さん
福島さんの作品を最近いくつか読ませていただいております。どれもあっという間に引き込まれてしまうのですが、この作品のタイトルを拝見して、「あら、福島さんも妖精を信じる方?ファンタジーかしら」と興味津々で読み始めました。
読み始めてすぐに、これは人情サクセスストーリー(すみません、勝手に名付けました、あくまで個人的な感覚です)だと。あっという間に私も銀山町役場の一員のような気持ちでお話に巻き込まれていきました。
福島さんはきっとものすごく綿密に調べて情熱を持って書かれるのかなと勝手に想像しています。小説のそこかしこからホスピタリティが溢れ出しているのを感じました。プロフェッショナルです。ですから、この小説。何が素敵って、
読んでて気持ち良いのです。お勧めします。
次は「黒田製作所物語」をいよいよ読ませていただく予定です!
「春告鳥」シリーズ 吉穂みらいさん
もとより吉穂さんはすごいと思っていましたが、いやはや、とんでもなくすごかった!です。今回のUKでの読書の中心は「秋ピリカグランプリ投稿作品」でしたが、それ以外の眠る前のひと時は春告鳥シリーズで満たされました。
吉穂さんの知識量や発想力はいうまでもありませんし、複雑な構成の本を書かれているのにそれを感じさせない引き込む力があります。でも何より一番すごかった点(語彙力がなくてごめんなさい)を二つ書きます。
一つ目、
普通に「地球によく似た惑星」があって、そのうち私も引っ越すんだなと思えたこと。
二つ目、
お友達が書いた本だということを全く忘れて読んでいること。なんなら、トラオさんに自慢したくらい。
シンプルに言いますね。語彙力ないので、シンプルが一番だわ!
夢中で読んでます。おすすめです。
この「春告鳥」シリーズは六巻まで続きます。私、現在六巻を読んでおります。
第二世代、第三世代、第四世代、とまだまだ読みたいシリーズがたくさんあって、楽しみで仕方ありません♪
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小牧部長、先週は無断欠席してしまいすみませんでした。そして今週はまた遅刻。
秋ピリカグランプリがフィナーレを迎え、私も日本に戻るので、今月はじっくり取り組んでいきたいと思います。