イギリスその日暮らし ダンボと食いしん坊とフィッシュパイのこと
徒然なるままに日暮らし
きいぼうどにむかいて
心にうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書く、
こんなことどんなこと、
簡単にいうと
ドウデモイイヨウナ
サイキンノデキゴト
今日もお届けしてみます。
＊こちら二週間ほど前の出来事です。あしからずごめんください。
書いてから時間が経ってしまいました。
🐘
僕は空に飛んでいかないよ！
ママのことで色々考えることが多く、最近よく眠れないトラオさん。今朝も4時から起きてる！と。確か5時過ぎにイビキをかいていましたが、本人が眠れないっていうんだからそこは黙っておきましょう。小刻みに寝てるのね。
肩こりがひどく、ソファに座っている私の足元に擦り寄ってきました。私の真ん前に座り、肩のマッサージをアピール。気の毒なので、優しくやってあげました。
まずは首から肩にかけて、ゆっくりなでなでしていきます。軽く揺らしながら。それから、頭も少しマッサージして、両耳を引っ張ります。これは頭痛に効くんだけど、ついでだからやってみました。面白くなって、必要以上に引っ張っていたら
「僕は空に飛んでいかないよ！」
わはははは（想像中）
ま「ダンボのお母さんってなんて名前？」
と「えっと marmalade？（私の名前）」
ま「えええ、トラオママ（の名前）じゃない？」
と「え、本当？」
というわけで調べてみました。
Mrs ジャンボ
トラオ「え、じゃあダンボは、ダンボジャンボなの？？？」
私の献身的なマッサージでトラオさんは元気になりました。
🐘
ニョッキが好きです
私のオアシス、カフェBettysのメニューからニョッキが消えてはや１年以上たちました。先日、再びニョッキが登場したので飛びつきました。だって好きなんだもん。
ニョッキはマッシュポテトに小麦粉を混ぜて、コネコネし、棒状に伸ばしたら、トントンと包丁で切って、フォークでくるりんとします。お湯で茹でて出来上がりです。
もちろん作ったことがあります。好奇心で。うまく行ったことが1回とうまくいかなかったことが1回あって、まあ五分五分ってことです。
🥔
フィッシュパイって知ってますか？
イギリス料理って正直いって、フィッシュ＆チップスと、イングリッシュブレックファーストと、コテージパイくらいしか知りませんでした。
ところが、案外色々あるんだと気づいたんです。でもプディングとパイとキャセロールとなんだか区別が曖昧で良くわかりません。特に、パイはよくわかりません。
パイって言ったらパイ生地でしょ？って思うでしょ？でも違うんですよね。
例えばこれは私にしたら、サーモンのパイだけど、salmon wellingtonだし。というか、ウェリントンってよく聞くけど、グルメな貴族か何かだったのかしら。と思って調べました。
ウェリントンパイ、は、19世紀にナポレオンを破ったイギリスのウェリントン公に由来してるという話もあったり、違うという話もあったり。とにかくこんな感じの料理です。
続きましては、これはchicken and ham pieだけど、パイクラストはは日本でいうパイ生地ではなくて、パイ生地とタルト生地の間くらいです。
そして、フィッシュパイといえば、そう、パイ生地はどこにもなく、マッシュポテトで蓋をされています。コテージパイも同じですね。
フィッシュパイとは、魚をホワイトソースで煮たシチューみたいなものにマッシュポテトで蓋をして焼く料理なのでした。
自己流ですが、シュリンプで作ってみました。
よそう
先日マスターしたホワイトソースの作り方はここでも大活躍しました。
ところでマッシュポテト愛がすごい
前出、マッシュポテトですが、マッシュポテトたるもの
なめらかで
だまがなく
クリーミー
これ必須項目です。いっぱい出来合いのものも売っていますが、私は家で作りたいのです。美味しく作るために、今回ちょっといいじゃがいもを買ってきました。
茹でて潰したじゃがいもにバターをたっぷり入れて、塩をします。トラオさんのマッシュポテト愛がすごくていつも圧倒されます。
バタリー（バターたっぷり）で、クリーミーは大きなポイント！です。
ぜひ皆さんも作ってみてくださいね♪
🐘
ちょっと前のあんなことそんなことでした。
明日はお出かけ。湖水地方に一泊してきます。
また素敵な景色をお届けできるといいな。