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排卵誘発期間
ステップ1で精子回収に成功した私たち。
まだまだ道のりは長い。
というか大体の人はここからがスタートラインなんだろう。
ステップ2はいよいよ採卵。
再びクリニックへ向かい
副院長さんの診察。
「精子を回収できたんですね〜。
精子を調べてみたところ正常で
運動量も高かったので問題ないですよ。」
との事。
ほっと一息。
ためらう理由はなく次の周期で採卵。
このあたりの期間は自分で排卵誘発するとはいえ頻繁にクリニックに出向く。
この段階では上司に相談をしていたが、理解のある会社で、そして自分でスケジュールを組める仕事についていて本当に良かった。と心から思った。
1番心配だったのは排卵誘発剤の自己注射。
注射をやってもらうのは平気だが
果たして自分で出来るのだろう。
看護婦さんに注射の説明をしてもらい
注射自体も看護師さんが扱っている
針むき出しの注射でなくペンタイプの注射で
針も細いようなので少し安心した。
自分で試みてダメだったら旦那さんに手伝ってもらおう。
私の通うクリニックはなるべく低刺激で
自然妊娠に近づけながら身体に負担が少ない状態の治療を推奨している。
飲み薬は毎日、注射を1日おきで計3回だった。
注射も旦那さんにお願いしたが
針が少し痛いのか旦那さんが注射ペンを
私の身体に押し当てている力が強すぎて痛いのか謎のまま終わった。笑
自己排卵誘発期間を終えてクリニックへ
「右側に大きい卵が1つ育ってきています。
左側にはまだ小さいのが3つあるけれど
十分に育つ可能性は少ないので、現時点では
1つの卵胞を採取します。」と先生。
確か1つの大きい卵は16mmだったかな。
その時には採卵出来た卵が1つという事に
何も心配はしていなかった。
しかし、何かで読んで、採卵できた卵が多いだけ
確率が上がると書いてあったのをふと思い出し
思わず看護師さんに質問した。
「採卵できる卵が1つというのは
少ないですよね?」と。
看護師さんは
「そんなことないから気にしないで!
誘発剤もかなり低刺激だし、多いから良い、少ないから確率が下がると断定出来るものでもないから!」と言っていたので、あまり気にしない事にした。
よし!1つの卵ちゃんに賭けてみよう!
そして2日後に採卵する事に。
「その日の夜中1時に絶対に点鼻薬を3回してね。その時間を過ぎてしまったら、点鼻薬はしないでクリニックに来てもらうことになるからね。」
と看護師さんに言われ
そんなに時間刻んでくるのか!
と少し驚いたと同時に身体は、子宮は、卵胞はすごいな〜と感じた。
このたった3回の点鼻薬で左右されるのか!
こういう時に限って夜更かしタイプの私たちも
0時には眠くなり、旦那さんがアラームをつけてくれて無事点鼻薬終了。
いよいよ、採卵!