㉕卵巣欠落症について考える
私は、先日の手術で卵巣を全摘出したので、つまりは突然閉経した、という状態にあります。
それで、卵巣欠落症、つまり更年期に表れるような症状が出てしまっているのですが・・・
この症状は、かなり個人差があるようですね。私の場合、どうやら体調のあまり優れない時に、顕著に出てくるようです。
卵巣は、卵子だけではなく、とても大事な女性ホルモンを生成しているので、卵巣を摘出した人の多くはホルモン補充療法を受けることになります。けれども、ホルモン補充療法は、誰でも簡単にできる療法という単純な話でもないようです。
例えば、副作用の1つに血栓症があり、そのリスクが高い体質(肥満とか高血圧とか)だと、おいそれとできない場合もあるとのこと。
ホルモン補充療法の前に、肥満をなんとかしろよ、という話になってしまうわけですね。そんなこととはつゆ知らず、あれこれ好き放題食べてたよ!
卵巣からのホルモン、エストロゲンは、骨を強くする作用もあるといいます。つまり、ホルモン補充療法を受けない(受けられない)場合は、自分でなんとかして骨を強くしなくてはならないという話なのですね。
わ~、体重減らして骨を強化しろってか~・・・
これは、閉経を迎える女性全てに起こり得ることなのですけれど、手術後にこうした対応が必要になってくるとは考えてもいなかったです(無知・・・)。
ちなみに、クリニックの先生は優しいけれど多くを語らず、というタイプで、こうした知識は、婦人科系医院のお医者さんのブログとか論文、医療機関で行われるセミナーなどのPDFファイルとかで知りました。ありがたい世の中です。
他にも、初めて不整脈なんて出ちゃったし、術後には脂肪肝だとか言われちゃったし、次は血糖値も見ましょうね、なんて言われているので、とにかくこれ以上問題が発生しないよう、努力します。
1つの病から、次々とドミノ式に表面化してきた、身体に潜む病の危険・・・今ここで気付いてよかったと考え、薬に頼りきりになるのではなく、主体的に身体と向き合おう!と真剣に思っています。