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【銭湯めぐり64 鳩の湯@国立】ホテル並みにリニューアルされたデザイナーズ銭湯
【銭湯めぐり64 鳩の湯@国立】
先週よりは気温も上がり、天気は良い。若干この銭湯めぐりも23区に偏りがあるので、昨日は多摩の国立まで22キロのロング銭湯ラン。途中成城近くののどかな野川沿いを走り、その後、調布市、府中市がメインのルート。東京競馬場横も通り、競馬場のサイズ感を感じることができる。
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目的地は、 #鳩の湯 という昭和33年創業で令和2年にリニューアルされたデザイナーズ銭湯。ホテル並みの施設感。地下100mから汲み上げた水を軟水化したお湯は、美人の湯と言われるナトリウム温泉に近いイオンバランスとのこと。ただ、一杯でもアルコール飲んだ人はお断りらしいので要注意。風呂、メシの順番で。
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38度台の高濃度炭酸泉、40度台のシルキーバス、43度ほどのジェットバスに順に入る。いずれも走った後の疲れた筋肉をよくほぐし、疲労回復が早くなる感じがした。リンスインシャンプーやボディソープも銭湯レベルと思えない何やら高級そうなものが備え付け。ここなら昔ながらの銭湯が苦手な方も全く問題なし。男湯のみサウナがあり、露天風呂はないが外のととのいスペースもあるので、若者客も多い。自分は風呂のみゆっくり入り、満足。
浴後は、食堂、町寿司と迷ったが、最も独自性が高そうなブルワリー直営ビアレストランへ。地元で老舗の酒屋せきやが運営する #麦酒堂KASUGAI 。隣の敷地の一階にあるKUNITACHI BREWERYで製造されたクラフトビール中心に組み立てられたお店。
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いつになく洗練された(笑)な場所だが、ちょうどランチの終わり頃の時間帯であったので、空いていてカウンター独り占め。椅子も片方だけ肘掛けのあるタイプでいい感じ。目の前でビアフライトという10種から4種選んで飲み比べをするセットをタップから作ってくれる。
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このビールがなかなか面白い。選んだのはケルシュタイプの「1926イチキュウニロク」、アメリカンIPAの「霹靂」、ベルギー系ペイストリースタウトの「冬のあわい」、フルーツ系サワーエールの「時間泥棒」。ジャケ買いしそうなラベルも、なかなか今風でスタイリッシュに作られている。前二者は比較的想像通りの味だったが、後二者はかなり想像を超越。冬のあわいは、チョコ?ココア?風の味わいが強く、食中よりも食後酒か単独で飲むのに相応しい。時間泥棒は、桃果汁の桃ピューレも使われており、カクテルとしてバーで出されそうな雰囲気。苦いのが苦手な若者や女性に好まれそう。
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ランチがギリOKだったため、空腹とコスパを考え、鶏からのセットに。これがまたなかなか丁寧にレシピが検討された感じがあり、衣がカリカリした美味しい唐揚げでした。
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旅のお供は、田家康氏の「気候文明史」。副題が「世界を変えた8万年の攻防」とあるように、気候と人類の生活との関係を超ロングスパンで描いた作品。つい数十年単位で地球温暖化等の議論をしがちだが、どこまで確実なデータかどうかはさておき、今より気温が高かった時代を含めた歴史を知っておくことは重要だと思われる。シリーズになっているので、楽しみが尽きない。
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