【銭湯めぐり18 ゆ家和ごころ吉の湯@浜田山】パンダ湯の世界
【銭湯めぐり18 ゆ家和ごころ吉の湯@浜田山】
GW前半は近場でゆっくり。大人気絵本パンダ銭湯✖️すぎなみ銭湯のコラボをGWに実施していると知り、朝湯を実施している成田東の吉の湯(西永福と南阿佐ヶ谷の中間点位の住宅街の中でアクセスしにくい。)へ。なかなか人気の銭湯のよう。パンダ銭湯が何かは各自でお調べ願います。中高時代、水泳部でゴーグル跡が白くなって逆パン(ダ)と呼ばれてたのが懐かしい。
前回の練馬よりは近いが、電車で行くのは遠回りなので、今日も銭湯ラン。途中4.5キロほど走ったところで大宮八幡宮に寄り、大きな笹で作った輪っか状のものをくぐって左・右・左と回る「笹の輪潜り神事」なるものを体験(無料)。疫病退散の神頼みは、江戸期〜明治期のコレラ禍以来の日本の伝統らしいが、コレラの収束は衛生知識の普及、徹底した消毒や水道整備を待たなければいけなかったことも忘れてはいけない。
そこから銭湯までは1キロちょっと。肝心のお風呂は、大きめのタイルが清潔感高く、固定式シャワーもヘッドを回して流量・強さを調整できるタイプで珍しい。真ん中に浴槽が設置されていて3種類のジェット。ボタン押さずとも肩、腰、背中全体に結構な強さでマッサージ。電気風呂コーナーも。露天風呂部分が広く、高濃度炭酸泉と壺湯、サウナ(別料金)、水風呂がある。サウナ、水風呂、休憩チェアがいい配置で、ドラマ「サ道」にも使われた理由を理解。自分は入らんけど。水温計が壊れていて、ぬるめの炭酸泉(39度)と熱めの壺湯(43度)が逆の温度になってたのはご愛嬌。施設配置の詳細は添付した図解を見ていただきたい(よく見たら女湯♨️!男湯は配置が線対称)。
まだお昼前だったが、空腹度が高まっていたので、弁当や特に🍙が旨いとの評判の神子島米店へてくてく。横を自転車で通り過ぎて店に向かう見知らぬ母娘。しかし、すぐ引き返して、「ざーんねん」なんて言っている。そう、Google map先生では営業中だったが…よくあることですな。でもその雰囲気の親子がわざわざ買いに来てるということは、美味かったんやろうなあと後悔。いつかまた来たい。蛇足だが、おにぎりと言えば◯んごという店がSNS経由でえらい行列店になっており、娘も行ったことあるらしいが(自分は先日大塚で横目に見ながら通過)、いい米と具材でおにぎりをしっかり美味しく作れば、まだまだ人気店を作るチャンスはあるような気も。
仕方がないので、目を付けていた店のうち、善福寺川緑地に面したカフェに向かうことに。てくてく行くと、途中目に付いた魚自慢の居酒屋は18時開店で断念。さらに行くと販売のみの焼き鳥屋さんが!しかも近所の人が買いに来てて、唐揚げ残ってるの全部!とか注文して、後から来た子供が悲しがっている情景。これは外してないだろうと、ねぎまやコリコリつくねなど5本ゲット。近くのコンビニで一番高いビールを買い込み(と言ってもロング缶で340円くらい)、緑地内のベンチで、野外1000ベロ。
コンビニの酒で昼から酔っ払うのも格好悪いので、初心に戻り、ちょっとおしゃれな公園沿いのオープンテラスのカフェ(Cafe aux coin des cerisiers)へ。スパーリングワインと極太ソーセージ入りホットドッグはなかなかいい相性。1000ベロのバージョンアップ。やっと本も落ち着いて読める。
最後は浜田山まで歩いて、コーヒーが美味そうなカフェへ。600円で6〜7種類位の豆から選ぶ方式だが、あまりコーヒーの豆に詳しくない自分は、単に、美人の国3Cってコロンビア、チリ、コスタリカやったかなとか妄想しながら、コスタリカの豆を選び、大正解。自分好みの中深煎り、少し酸味入りのコーヒーでした。
今日の旅のお供は「日本銀行 我が国に迫る危機」(河村小百合)。ある方の指示で、少し前に中長期的に考えるべき政策リストを10個書いたが、それらの前提を全て壊す破壊力があることだけは確か。狼少年が来なくなって久しい我が国。どないしょ。
※2023年5月の訪問です。