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【銭湯めぐり99 のはら湯@岐阜市】創業130年で天然温泉を味わえる街なか銭湯
【銭湯めぐり99 のはら湯@岐阜市】
今週末は、仕事がらみの予定があって岐阜県へ。土曜は沢山美味しいお酒をいただいて、気付いたら午前様。泊まったホテルは名鉄岐阜駅そばだったため、朝にそこから長良川河川敷の #高橋尚子ロード まで行って少し走って、戻ってくる途中の銭湯に入るプラン。
幸運なことに、前日夜の大雨が嘘のように雨雲は消え去って、快晴。若干体内に分解し切れていないアルコールを感じつつ、予定のロングランをやめて、8キロ弱の軽めのランに。長良川の風景は本当に雄大で、金華山を眺め、ちょうど涼しい感じの風を感じながらのランはどう考えても至福の体験。
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金華橋を渡って河川敷に降りると、そこが高橋尚子ロード。ランナーも多く、励みになる感じ。駐車場の前まで行くと高橋尚子さんの足形が嵌め込まれた記念碑が。隣には長良川走ろう会の「継続は力なり」の記念碑も。ぐうの音も出ず。
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そこから今回の目的地 #のはら湯 へ。行くと明治27年の創業から今年で130周年というすごい老舗であることが判明。しかも経営者が池田町のご出身とのことで、そこの温泉を運んで使っているとのこと。なかなかの気合いの入れよう。入ってみると真ん中にドーンと岩風呂(温泉使用)があり、サウナ、水風呂、ジェット、電気と一通り揃えてある。温泉の湯は割ととろっとした感じで、肌触りが違う。カランも新しく機能的。日曜のみ8:45開店で、朝から常に10人ほどの客がいる人気具合。
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浴後にこれも池田町の棚橋牧場の牛乳をいただき、女将さんに話を聞くと、やはりこの辺りで最古参の銭湯とのことで、古いだけに修繕箇所が多くて大変らしい。駅からのアクセスも良く、ぜひこれからも長く続けて欲しいところ。
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そこから、腹ごしらえにモーニング実施店を探して見つけたのが、 #サンバレー という喫茶店。少し前に行ったやや観光客向けの名古屋のモーニングは1000円近くしたが、ここは何と古き良き500円。まあ量も違うので単純比較はできないが、地元客向けの普段使いのお店ということだろう。茶碗蒸しも付いてていい感じ。
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今日のお供は、かなり長期に亘って積読になっていた佐々木毅さんの「プラトンの呪縛 二十世紀の哲学と政治」。1999年に和辻哲郎文化賞、読売論壇賞を受賞した作品。授業を聞いた覚えはあるが、残念ながら内容はほとんど記憶に残っていないので、内容は当然異なるものの、30年以上ぶりに学び直しをする感じ。中身は、20世紀前半に、カール・ポパーなど様々な論者が、プラトンをファシストなど全体主義者と同様に論じた時期があり、なぜそうした議論が生まれたのか、プラトン解釈の展開とプラトン批判・反批判の流れを論じたもの。この本が書かれた20世紀末とは異なり、再び自由主義、民主主義の危機が語られる時代にまで積読にしていたことも、なぜか意味があったように思えてくる。