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【銭湯めぐり54 丸正浴場@喜多見】褐色軟水の水風呂があるコミュニティ銭湯

【銭湯めぐり54 丸正浴場@喜多見】

昨日は比較的近場で、近郊農地も多い喜多見・狛江エリアへ。15時スタートの #丸正浴場 にランで直接行くと遅すぎるため、途中2か所寄り道してから銭湯へ行くことに。

最初は、下高井戸で支店を見つけた酒屋の本店 #籠屋秋元商店 へ。2階建ての蔵のような造りのお店で、日本酒の品揃えが素晴らしいことに加え、ビールを自ら醸造されていて、お酒への強い愛情が感じられるお店。創業明治35年とのこと。2階は各地の日本酒の一升瓶が沢山並んでいる横に酒器など各地の酒蔵のグッズも売られており、様々な表彰も受けられている。今回は汗だくだったので伺わなかったが、隣にクラフトビールと地酒が楽しめる酒場「籠屋たすく」もある。駅から少々離れていて、なかなか行きにくいが、再訪したい。

正月は振る舞い酒とかもあるよう
ポスト使わせてもらいました💦 苦味最高!


昨日は瓶を持ち歩くわけにもいかなかったので、籠屋で醸造された缶ビール、華休(はなやすめ)を購入。コリアンダー風味が加わったHazy IPA(濁ったタイプのIPA)。隣にコンビニがあるのがまた便利で、唐揚げを買って屋外でビールとともにいただいたが、IPAの爽やかな苦味が、揚げ物にピッタリ。

そこから途中、Google map先生が指し示すほとんど人が歩くことが想定されていない暗渠の上なども通りつつ、たこ焼き屋 #あほや喜多見店 へ。この地域はちょっと地図なしに歩くのは難しい。大阪出身で家でもしょっちゅうたこ焼きを焼いているが、特別味にこだわりがある訳でもないので、お店のたこ焼きも好き。あほやは、大阪に多数あって、都内も6店舗あるチェーン店だが、今回初訪問。たこ焼きはソース・マヨ・一味と味付けを濃いめにすると、ハイボールとの相性も良かった。さらに名物らしいぺちゃ焼というのをいただく。美味い。たこ焼きとチーズを玉子で包んでなんか嵩増ししたような食べ物で、玉子のせいで、見た目はいか焼きとかと似てなくはないが、これはありやなと。

あほや喜多見店
たこ焼き&ハイボール👍
名物ぺちゃ焼き👍👍


時間調整ができたので、いよいよ丸正浴場へ。今日も100円で入浴可能な「東京1010クーポン」を利用。予算上限にほぼ達しているようだったが、どうやら滑り込みで利用できた。銭湯も場所によっていろんな音楽がかかっているが、ここはイージーリスニング系にアレンジした音楽が結構な音量で脱衣所にかかっていて、店主の趣味が感じられ面白い。立地との関係上か、なかなか広い銭湯で、カランは5×6の30ヶ所。サウナも併設されているが、ブームはここまでは来ていないようで、入る人はいないようだった。100%地元客に見えたが、高齢の常連客に加え、小学校低学年位の子連れ客もいたのは微笑ましい。湯温も42度程度でやさしい感じ。地元の地下深くの軟水をそのまま使って、やや褐色がかった水風呂もあり、交互浴もできて満足。

浴後はあてもなく喜多見駅に向かって店を物色。見つけたのは、 #焼鳥ニジトラ酒場 と言うお店。低音調理されたレバー刺、ハツ刺、タン刺のごちゃ混ぜ盛りと玉の光をいただく。低音調理は自分ではなかなかできないので、貴重な体験。付け出しも野菜が2種、インスタフォローでさらにもう1種付いてきて、お得な気分。牛タン串と日本酒をもう一杯いただき、軽めのブラウエダを終了。

ニジトラ酒場
低温調理のモツ刺し ごちゃ混ぜ盛り
牛タン串


旅のお供は、E.H.カーの名著「歴史とは何か」。ケンブリッジでの連続講義をまとめて本にしたもの。日本語訳でもそれなりにリズム感が残ってはいるが、やはりこれはTEDのように、原語で音で聞いた方がさらに良かっただろうと思わせるところがあった。まだ読み始めたところだが、訳語が若干こなれていない点を差し引いても、意外にも非常に分かりやすい論証。自分の仕事でも、最近歴史を紐解くことを意識的に増やしているが、おそらく今の自分の関心事に対する何らかの示唆を欲するが故に、現代のレンズを通して過去を参照しようとしているのだと思う。

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