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コンクリートを赤く汚す。

僕は高い場所から飛んだ。

で、もちろん人間に翼など生えているわけがないので

僕は今、墜落している。




僕の身体を受け止めようと、コンクリートが下で待っている。

痛いのかなぁ。




ドンッ




すごい音がした、気がする。

下に到着したみたいだ。

痛みは、ほとんど無いかも……?




キャー




誰かの悲鳴……?

もう、なにも、わからない。




さいごに

僕を受け止めてくれたコンクリートを赤く汚して、

僕は人生に幕をおろした。

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