しのびんのピッキング論~スタッカート編②~
毎日の「なんでそうなんだよ!理由を教えろよ!」活動、お疲れ様です!
訳知り顔のオヤジサラリーマンギタリスト、LesVIEWの"しのびん"です!
先日のnoteはこちら!
うーん。なんとなく分かるけどもうちょいピッキングの上達について教えてよ!!
と言う質問が全く来ませんでしたので備忘録的に解説しておきます。
ピックを使ったピッキングも指を使うフィンガーピッキングにしても、ピッキングで音が鳴る理屈はおんなじです。
①ピック(指)が弦に触れる
②わずかに弦を押し込む
③弦の張力にピック(指)が負けて弦の上を滑る形で弦をリリースする
④弦が振動して発音する
なので、この1つ1つの動作を確認しながら練習をすべきです。
①の練習⇒どのくらいの角度、深さでピックを弦に触れさせるのか
これが毎回違えば音色が違ってきてしまいます。勿論、上級者ではわざと音色を変えることもあります。だからこそ基本の形を知ってないといけないんですね。
②の練習⇒どこまで弦を押し込むのか
もうお分かりですよね。これが毎回違えば音量が変わってきます。言い方を変えれば、これをコントロール出来れば音量を自在に操れる訳です。
③の練習⇒ここは微妙ですが、どのように弦をリリースするのか
これにより音質か変化し、アタック(弦の初期振動)感やサステイン(音の伸び)に影響がある。
④はこれらの結果となります。
なのでこの3つの動作をゆっくり確認してみましょう。速くするのはそれからです。でないと速いんだけど、音色、音量がバラバラのパッセージになってしまいますよね!
当たり前の話ですね。
ここまではオッケー。そして速く弾きましょう、と言う話になったときに先日のスタッカート理論が有効なんです。
例えばドレミ!って速く弾こうとしたら、細かく分けて考えるとさ、「ドレ」と「レミ」なんですよ。
当たり前・・・・・
なんだけど意外とそういう意識持ってなくない??ひたすら「ドレミ!」「ドレミ!」って速く弾いてみたりね。普通そうだよね。
でもさ「ドレ」が速くないと「ドレミ」は絶対に速くならないよね!絶対条件ですよね、これ。
なのでクラシックギターの方のお話を聞くとこの練習をしているようです。
つまり「ドレ!」を速くして行く練習です。そして次に「レミ!」です。できてきたら「ドレミ!」なんですね。
この「ドレ!」を速くするための練習がスタッカート奏法なんですね~!!
もうすぐ会社に着いちゃうので今回はここまで。
次回、その理由をお話しますね!
お読みいただきありがとうございましたー!