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改宗して日も浅い若かりし筆者、神権会のレッスンをすることになってしまう……

末日聖徒イエス・キリスト教会でのレッスン準備の、筆者的に有益だと思う方法を述べるには、まず筆者の一つの経験をお話しなければなりません。

筆者は20代で改宗し、始めに「若い男性会長会」(注:若い男性とはおもに男子中高生の会員が所属する区分)の責任に召されました(以前はワードにも若い男性会長会の責任がありました)。
そこで青少年に向けてレッスンをする機会があったのですが、教える相手は中高生で自分よりも年下、自分は仮にも大人、年代も近いし、青少年にレッスンするのはさほど苦ではなく、毎回楽しくレッスンしていました。

しかし、その後に今度は「長老定員会」(注:長老定員会とはおもに成人男性会員が所属する区分)の責任に召され、大人の神権者にレッスンをすることになったのです。

筆者が教師として教える生徒は教会員歴何十年のベテラン会員たち、その中には元ビショップ、元支部会長やその顧問、元長老定員会会長、元評議員、元地方部会長などがゴロゴロ……、自分よりも立派で、知識も経験も深いお歴々の方々に、若く人生経験もない、未熟な自分は何を教えればいいのか、いや、そもそも教える資格があるのか、筆者は大いに悩んでしまいました。

皆さんだったら、自分よりも知識も経験もある人たちを教えるように言われたら、どのような気持ちを感じますでしょうか?
同じような経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

筆者はレッスンのテキストを頼りに、手探りで必死にレッスンをしていましたが、やはりこの人たちに自分が教えるべきではない、むしろ自分はこの人たちから学ぶべきだと常々感じていました……。

そこである日、教師という責任やレッスンに関する教会のテキストや様々な情報を集めて教会のレッスンとは何か、何を学ぶべきなのかを徹底的に調べたのです。

そこで分かったことは一つでした。

教会のレッスンは「イエス・キリストの福音を生活や人生に“応用する方法”を学ぶ場である」ということだったのです。 (続く)

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