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教会のレッスンのタイムテーブルの一例

教会のレッスンの実施で難しい面は、何と言っても「時間配分」ではないでしょうか。

教会のレッスンは多くは40分~1時間程度で行われますが、これが絶妙に難しい長さ、短さなのです。

いや、1時間あればそれなりのことができるのですが、40分という時間が曲者で、簡単な内容を学ぶには長く、しっかりした内容を学ぶには短い時間なのです(いや、あくまで筆者にとってですが……)。

しかし、この40分も上手くタイムテーブルを組み立てればしっかりしたレッスンも収まります。

ということで、今回はレッスンの時間配分、タイムテーブルについて考えてみたいと思います。


レッスンの「4つのパート」のタイムテーブル

以前の記事、

でも書きましたが、筆者はレッスンを以下の4つのパートに分けて構成しています。

①導入(イントロダクション、ウォーミングアップ、アイスブレイク)
②学ぶ活動(サブワーク)
③考える活動(メインワーク)

④発表、まとめ、教師の証(プレゼンテーション、リフレクション)

そして、40分のレッスンなら、

前半の20分で①と②
後半の20分で③と④

を行うイメージで組み立てています。

とはいっても、実際は始まりがちょっと遅れたり、様々な連絡事項があったりと少し押してしまうのが現状なので、それも考慮してタイムテーブルを考えると、筆者は以下のように配分しています。

①導入(イントロダクション、アイスブレイク)……「10分」

レッスンの概要やプログラムの流れ、学習目標の説明。
場を暖めるアイスブレイク。

②学ぶ活動(サブワーク)……「15分」

霊感を招く質問を考えるうえで役立つ知識や聖句、説教、たとえなどの学習。

③考える活動(メインワーク)……「10分」

3~5人のグループになって「霊感を招く質問」についてディスカッションする。

④発表、まとめ、証(プレゼンテーション、リフレクション)……5分

ディスカッションで出た意見や経験、証などをまとめてグループごとに発表。教師のコメントと証。

筆者はいつも大事なまとめ、発表のパートが押し気味になってしまうのですが、何とか調整して最後に短く教師の証をして終わりになります。

正直結構キツキツなのですが、これを一つの基準に、あとは出たとこ勝負で柔軟に、臨機応変に立ち回ります。

できたら①を6~7分、②を10分で収められれば、もう少し余裕が出てくるかなと思います。

これよりも長いレッスンの場合も、このタイムテーブルの各パートの時間比率をそのまま拡大していきながら個別に調整していきます。

大事なのは、この4つのパートで必ず構成することです。

時間がないからといってアイスブレイクをやらないでいきなりレッスンに入ったり、学ぶ活動をせずにディスカッションに始めたりすると効果的で分かりやすいレッスンにならないおそれがあります。

それでも時間がない場合は、各パートの時間を削りつつ4つの構成はそのまま時間配分するか、または最後の手段として「考える活動のディスカッションは、後で個人で、または各ご家庭内で(『私に従ってきなさい』や『過程の夕べ』時に)やってもらう」など、苦肉の策をとっても仕方ないかもしれません。

時間配分は、筆者にとっては永遠の課題です。
これは、事前にしっかりと準備し、さらに場数を踏んで、感覚でその場で瞬時に調整していけるようになれたらと思います。

御霊に感じたら、準備したものを白紙にする場合もある

レッスンをしていると、時折レッスン内で「このことを質問した方がいい」「こっちを話し合った方がいい」というような聖霊からの御霊の導きを受けることがあります。

そうした導きを感じたら、遠慮なく準備したプログラムを瞬時に調整して御霊の導きに従いましょう。

真の教師は聖霊だからです。

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