「引き寄せの法則」と「類友の法則」とキリストの福音 「結婚できる最も確実な一つの方法」
今回の記事なのですが、過去2回の記事、
……が、結婚に関するものだったので、せっかくなので「結婚三部作」ということで、今回も結婚に役立つコラムを書いてみたいと思います。
「引き寄せの法則」と「類友の法則」とキリストの福音の関係性
皆さんは「引き寄せの法則」というものはご存知でしょうか。これに関連する本がたくさん出版されているので、どこかで目にした方も多いのではないかと思います。
結婚のための最も確実な方法を知るためには、まずこれを知る必要があります。
引き寄せの法則とは、簡単に言うと「思考が現実化する」という心理学で証明されている法則です。たとえば、荒んだことばかり考えて行っていれば、現実にもドンドン荒んだことが起こっていき、日々感謝して生活していれば現実にもさらに感謝したくなるようなことが起こっていくというものです。
コレ、確かに不思議とそうなんですよね。つまり、自分の考えていること、思っていることが、同じ現実を引き寄せるというわけです。
もう一つ、似たような心理学の法則に「類友の法則」があります。
ことわざに「類は友を呼ぶ」というものがあり、意味は「気の合った者や似通った者は自然に寄り集まる」といった言葉です。人間、不思議と自分と似たような人と親しくなることが多いですよね。同じ趣味を持っていたり、同じ考え方、価値観を持ってたり、性格的に似ていたり、人は自分と同じところがある似た相手となぜか不思議と出会い、親しくなっていきます。
で、逆に、いくら親しくなりたい、あるいは仕事上の付き合いを持ちたいと思った相手でも、自分と似ていなければなぜか不思議と疎遠になっていくのです。
これも筆者は経験があります。不思議ですよね。
じつは、イエス・キリストの福音には、この「引き寄せの法則」と「類友の法則」ついて書かれた聖句が存在します。以下のように書かれています。
この聖句にある「英知」は「肉体を持って地球に生まれる前に霊の状態で存在してた人間」を指しています。ま、平たく言えば人間個人個人のことですね。その後に続く言葉で、似ているものが結びついていく様が描写されています。真理を探求する人は同じく真理を探求する人と出会い、真理を見出していく。徳高い人は、同じくとく高い人と知り合い親しくなる。憐れみ深い人は、同じく憐れみ深い人を引き寄せて、さらに憐れみ深い扱いを受けていきます。
また、こんな聖句もあります。
私たちが人をどう思うか、社会や現実をどう思うか、その思っていること、考えていることが、私たちの現実となって返ってくる、人に厳しくしていればいつか同じように自分も厳しくされ、優しくしていれば同じように誰かに優しくしてもらうことになる、つまりは求めているものが与えられる、探しているものが見出されるということなのです。
私は、人が宗教を信じ、真理と神を求めるのは、この法則を具現化していることだと思っています。この世でどう生きるか、神はいるのか、死後の世界はあるのか、そうしたことを求め、探す人には、必ずそれを満たしてくれる宗教が与えられます。
まさに「引き寄せの法則」と同じですね。
この聖句を読むと、やはり先の2つの法則「引き寄せの法則」と「類友の法則」は正しいのだなということが見て取れます。
そして夫婦、結婚に話を戻すと、「似た者夫婦」という言葉があるように、私たちは互いに似ている者同士で結婚をすることが非常に多いのです。
「素晴らしい相手」と結婚したいなら、まず自分が「素晴らしい人間」になること!
よく、なんでこんな美人でスタイルが良く、人がうらやむような女性が、こんな冴えないやつと結婚したんだろうと思うことはありませんか(失礼ですみません……)。
もちろん、外見以外に経済力がある、才能に惚れたとか、押しに負けてとか、いろいろな理由で一緒になったとは思いますが、その根底にあるのは、2人は心の深いところで似た者同士だということです。だから、2人は惹かれ合い、結婚したのですね。
翻って、誰もが自分の結婚相手は素晴らしい人がいい、素晴らしい人と結婚したいと思います。その素晴らしい人と結婚する最も確実な方法は、「まず自分自身が素晴らしい人になる」ことです。心を磨いて、自分が素晴らしいと思うような内面を持った人間に、自分がなることです。
そうすると、素晴らしいあなたと同じような、素晴らしいあなたに似た素晴らしい相手と不思議と出会い、親しくなり、惹かれ合って結ばれていくのです。
出会いを待ち望んでおられる方がいらっしゃったら、自らの手で探し選ぶことに加えて、自分がさらに素晴らしい人間になってみることをオススメします。