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「私に従ってきなさい」レッスンパターンの一例

筆者の所属する末日聖徒イエス・キリスト教会では「私に従ってきなさい」という日々の聖典学習プログラムが実施されています。

この「私に従ってきなさい」にはテキストがあり、一週間ごとに設定された学習内容、聖句などを自由に学べるようになっています。

基本的に「私に従ってきなさい」は、個人でも、家族でも、どのような形で学んでもいい、自由度の高い学習ができるプログラムです。

今回は、この「私に従ってきなさい」のテキストを元に、どのように一週間の学習をしていくか、そのパターンを考えていこうと思います。


パターン1.「1回のレッスンの構成を一週間に当てはめる」

これはテキストの流れに沿ってまるで一週間で1回のレッスンをするような形で学ぶパターンです。

筆者はレッスンの構成を以下のような4つのパートに分けています。

①導入(イントロダクション、ウォーミングアップ、アイスブレイク)
②学ぶ活動(サブワーク)
③考える活動(メインワーク)

④発表、まとめ、教師の証(プレゼンテーション、リフレクション)

この4つのパートを1回のレッスンは10~15分を目安にして、一週間の7日間に割り振っていきます。
割り振る割合は、その週に学ぶ内容に応じて調整します。

たとえば、聖句の背景や情報が多い場合や大きく2つの内容を学ぶ場合は、以下のように割り振ってもいいと思います。

月……学ぶ活動(背景などを学ぶ、テキストを読む)
火……学ぶ活動(背景などを学ぶ、テキストを読む)
水……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)

木……学ぶ活動(背景などを学ぶ、テキストを読む)
金……学ぶ活動(背景などを学ぶ、テキストを読む)
土……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)
日……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)

またはざっくりと半分ずつに分けて、

月……学ぶ活動(背景などを学ぶ、テキストを読む)
火……学ぶ活動(背景などを学ぶ、テキストを読む)
水……学ぶ活動(背景などを学ぶ、テキストを読む)

木……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)
金……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)
土……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)
日……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)

あるいは、2日で1つの内容を、一週間で3つの内容を学べるように、考える活動とディスカッションを交互に入れて、

月……学ぶ活動(背景などを学ぶ、テキストを読む)
火……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)

水……学ぶ活動(背景などを学ぶ、テキストを読む)
木……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)

金……学ぶ活動(背景などを学ぶ、テキストを読む)
土……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)

日……振り返り、証

このようにしてもいいかもしれません。

パターン2.「毎日ディスカッションをする」

可能ならば、家族みんなの時間が合うご家庭であれば、以下のように、毎日聖句やテキストから霊感を招く質問を作り、短いディスカッションと発表を行うといいかと思います。

月……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)
火……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)
水……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)
木……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)
金……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)
土……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)
日……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)

聖句に関する質問をつくる際は、以下の記事が役立つかもしれません。

パターン3.各自学び、土日でディスカッション

これは家族が学校や部活動、塾、セミナリー、お仕事などで時間が合わない人向けのパターンになります。以下平日は個人学習をし、週末で学んだことを分かち合ったり、霊感を招く質問についてのディスカッションをしてみるといいかもしれません。

月……テキストを使って個人で学習
火……テキストを使って個人で学習
水……テキストを使って個人で学習
木……テキストを使って個人で学習
金……テキストを使って個人で学習
土……学んだことを分かち合う、発表
日……考える活動(霊感を招く質問についてのディスカッション)

いずれのパターンも毎週決まった同じ形で学習できるとは限りませんし、学ぶ聖句の量や聖句の背景の分量も加味しながら、パターン1~3を参考に各ご家庭に合った学習形態を模索して行くとよいのではないかと思います。

この記事が、「私に従ってきなさい」を楽しく学べる一助になることを願っております。


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