ブラックフライデーお買い物記 -目で見てわかるトーナルバランス-
皆様ごきげんよう、レーシーです。
今回は前回の続き、sonibleのメーターバンドルに含まれるtrue:balanceの話をしたいと思います。
この子はトーナルバランスと言われる、周波数ごとのバランスを見ることができるプラグインです。
画面はこんな感じ。
む、、 なんかあいぞたんで似たようなの見たことあるな、、
izotopeのTonal Balance Controlと違って、上に測定する範囲を3つに分割してリファレンスとの差分が出てくれます。
白い線をドラッグすると範囲を変えることができます。
下側にはステレオ幅がどのくらいかが出てくれ、右下のmono checkをオンにすると、sonibleいつものポップアップが出て、それぞれの帯域のステレオ幅が適正かどうか教えてくれます。
個人のDTM環境だと、ローエンドのモニター環境で苦労している人は多いでしょうから非常に助かりますね。
バスレフ式の小型モニタースピーカーだとそもそも低音は「出てるだけ」になりがちです。
私はもともとオーディオとかそっち系から音楽に入りましたが、やはり低音というのは扱いが難しかった記憶があります。
指向性がない上に振動が伝わりやすいため、ウーファーを浮かせることができたら、、と願ってるオーディオファンは多くいることでしょう。
まぁ今の私はそもそも船にスピーカーを持ってけないのでヘッドホンのみなのですが、私がメインで使っているT1 2nd generationというヘッドホンは低域が若干引っ込みがちで、15Hz周辺のサブベース帯域になるとピッチも若干分かりにくくなってしまいます。
この辺りが目で見てわかるというのは、非常にありがたいです。
リファレンスと比べた全体のバランス、ステレオバランスがひと目でわかるのは、想像以上に快適です。
私はマスターバスのEQでPlugin AllianceのDigital V3をよく使うのですが、あれはノブをいじると自動でその帯域がソロになる機能がついています。
その機能とTrue:Ballanceを使って目と耳で、非常に直感的に処理がしていけるようになりました。
耳に自信のないアマチュアDTMerにとって、視覚情報というのは絶大で、それ故その情報に引っ張られやすくもあります。
これは船員がECDIS(電子海図)の取り扱いを学ぶ際言われることですが、人間は電子的な視覚情報を信用しやすい傾向にあるらしいです。
音をしっかり耳で感じることと、それに連動した正確な視覚情報を得ることは、非常に重要なことかもしれません。
そしてtrue:balanceは前回のtrue:levelと合わせて、私達を正しく導いてくれるのかもしれません。
LLSY music
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