格安"ハード"コンプレッサーを配信で使ってみよう!
皆様ごきげんよう。
LLSY music & V chのレーシーです。
とびとびになりつつも書いてきた
ですが、何でもかんでもソフトでやるって結構大変ですよね。
PCへの負荷もバカにならないし、毎回設定をさわる時にOBSからフィルタを開いてプラグインのところをクリックして、、というのも大変です。
もし変えたいパラメータがさっと手元で操作できれば。。
そんな夢はきっとみんなが持っていて、LoupedeckやStreamDeckはそれを一部叶えてくれます。
音声もすぐに手元でいろいろ調整したい!という人がいるかどうかは正直わからないですが、ハードウェアのコンプレッサーを買ってみました。
理由は安かったからです。
dbx266x ステレオコンプです。ラック耳がつぶれていて確か4000円(!!?!?)くらい。
セール時のプラグインくらい安い。
ハードのコンプレッサーて基本高いです。
みんな大好きディストレッサーは1ch40万くらい、本家UAの1176なんて50万くらいします。
ちょっと極端な例だったかもですが、それでもモノラル10万は下らないよねというのがハードウェアのコンプレッサーに対するイメージです。
そんな中爆安街道を爆走し続ける老舗メーカーがdbxとFMR audioです。
dbxの現行266xsはステレオコンプでアンダー2万円。商品名が「めっちゃええコンプ」の略であるFMRのRNC1773は4万円切りという格安で売られています。
よく知らないんですがVCAは安く作れるのかもしれない。
いつもお世話になってるお店で格安中古があったのでつい持って帰ってきてしまいました。
配信で使うためには
こういったアウトボードはライン信号です。なのでマイクを直接つなげない。
Ch数の多いIFでループさせて入れ込むことはできるけど、基本はミキサーやごくごく一部のIFにあるInsert端子を使うか、通常は単体のマイクプリアンプを使います。
2Chあるので配信時はCh.1のみ使います。
操作はごくごく普通のコンプレッサー。
OverEasyってスイッチを押すとソフトニーになってかかりが非常に自然になります。
バイパススイッチもあって便利!
ゲートもついてます。
このゲートが何というか、すさまじく自然に残したい部分と切りたい部分が分けられる。プラグインのゲートだとここまで自然に掛かりを調整できたことがないです。
ハードの利点なのか、dbxのさじ加減がめちゃすごいのかどうかどちらなのかはわからない。。
唯一の欠点は電源スイッチがないことと、想像以上に軽いので私みたいにラックを組まず積んでるだけだとくるくる回っちゃうこと!足もないですからね。
現行266xsだと改良されてたりするのかなぁ。。
くにくのさくでプリアンプのラック耳と結束バンドしてます。
配信用PCを分けてて、とっさに手が届かない位置に置いている人にとってその場でささッと微調整できるのはとても楽ちんです!
マイクプリアンプ単体なんてないよ~という方はdbxの286sを買いましょう。マイクプリにコンプ、EQ代わりのエンハンサー、ディエッサーまでついたチャンネルストリップです。
特にIFのマイクプリの質やゲイン幅に疑問/不満を持っている方はおすすめです。
そりゃ2,3万のIFに2つついてるマイクプリより、同じ価格の専用マイクプリのほうがいいですよね、、
LoupdeckをメインPCで使いたいので、amazonのなぞマクロキーボードと組み合わせてPCをさわらずともとっさに音声その他の調整ができるようにしてみました。
こうなってくると配信用オーディオインターフェイスが欲しい。。
実はな話今はAmpero2をLineモードにして使っています。
Insertを使えば実質4chになるので意外と便利です。
ちなみにIFのマイクプリを使わない際は、XLRケーブルではなくTRSケーブルを使います。
アウトボード側のアウトプットがフォンならTRS-TRS
インターフェイスの入り口でXLRを使ってしまうと、ラインインではなくマイクインになってしまいうまく音量が取れずノイズだらけになってしまうこともあります。
https://youtube.com/@-llsymusicch.-8054?si=tmOgQD3PvZMpfW7i