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コスパ最強!?Elgatoの配信マイクを買ってみた!【ピンクでかわいい】

皆様ごきげんよう。
LLSY musicのレーシーです。

私のnoteをこれまで見てくださってる方ならよくご存じかと思うんですが、私ピンクが好きなんです。
だいすき
デスクをピンクまみれにするくらい

あと自転車もピンクだし、お財布やカードケースもピンクだし、スマホもタブレットもピンクです。

なので私のネットショッピングもピンクの製品がどんどんお勧めに上がってくるんですが、ふとこんなものを見つけてしまいました、、

ElgatoというとStream Deckのメーカー?
ピンクでかわいい!!
最初はよくあるUSBマイクかなと思ったのですが名前にダイナミックXLRと書いてあるな、、
ダイナミックマイクはファンタム電源を必要としないマイクで、XLRというのは一般的なマイクケーブル(キャノンコネクタ)のことです。

ちょっと調べてみるとLewitteがかかわってるらしい、、
以前マイク旅の時にもいくつか使ったのですが、Lewitteのマイクはコンプを使わなくても前に張り付いてくれるような独特の感じがあって、前々から配信には向いているのではと思ってました。

Youtubeでちょっと動画を探してみたところ、SM7Bと比較してるパターンがすごく多いですね。
マイクは正直自分で使ってみないと音なんてわかりませんが、SM7Bと比較すると結構明るい感じの音に聞こえます。
かといってBETA58みたいな硬い感じでもない。
M80やORBみたいな厚みまでは感じませんでしたが、Elgatoやヤマハのインターフェイスにつないでる動画がほとんどだったのでこの辺はちょっとわかりません。
とにかくLewitteがかかわってるらしいダイナミックマイクで、SM7Bほど感度も低くないという情報は得られました。
ちなみに多くのレビュワーさんたちは、価格差(Elgato 99ドル、SM7B 399ドル)を考えると優秀だけど、SM7Bのほうがやっぱりいいねになってる方が多かったです。
SM7BはShureらしくちょっと暗めな音にとれるマイクなので、舌擦音も目立ちにくく落ち着いた雰囲気になり、話の下手さも結構カバーしてくれます。
あと自然とカプセル位置が遠めに来るデザインなのでそれもあっていい感じにまとまりやすいマイクです。
ただ私は結構声が低いのと、下がどしっとするプリアンプを使ってるのでElgatoのマイクはちょうど配信用マイクとしていいんじゃないかなと思い、しかもピンクでちゃんと使えそうなマイクなんてめったにないので注文してみました。
15000円なのでお安いです。失敗しても飾りにしてればいいかなくらいの感じ。

通常のwave DXの箱にスリーブを重ねた作りになっていました。

かわいいです
中は普通
付属品はほぼなし。まじめなかんじです。

ちょっと奇抜な見た目にまじめな中身

あんまり見慣れない見た目に面喰いますが中身は非常にベーシックなダイナミックマイクです。

真ん中のボタンっぽいのはかざりです。押せるわけではない
ふつうにXLR。スタンドの取り付け部にスペーサーが二種類入ってました。付属品はこれだけ

めちゃサイドアドレスっぽい見た目ですがごくごく普通なフロントアドレスのダイナミックマイクです。
こういう色のマイクはUSBだったり光ったり、ちょっと色物なマイクが多かったので驚きです。

うちにあるマイクたちと比較しました。一番奥が57クローンなのでなんとなくわかるかもしれません。
ダイナミックマイクにしては大きめですが、SM7Bとかに比べるとかなりコンパクトです。
ホルダー一体型なので他のマイクと付け替えるときは面倒ですが、そのおかげもあって

こういう見た目で真面目なダイナミックは珍しいで
す。

かなりすっきりする見た目になります。
配信で使いましたが口元に持ってきてても全く邪魔にならないです。

サウンドとしては普通のダイナミックマイクという感じ。
それがありがたい。
この価格だと比較は58とかE935とかちょっと暗めなマイクが多かったり、逆にOC303とか550DMみたいな癖の多いものが多いですが、その中ではかなりおとなしめです。
V7あるけどああいうハンドヘルドのデザインじゃないのがいい、でもAT2040指向性鋭すぎて扱いにくいな背面拾っちゃうなぁという人も多かったでしょうから、こういうベーシックなカーディオイドで、ちょうどいい帯域拾ってくれて、配信で使いやすいデザインってあるようでなかった気もします。

SSLのプリ(Super Analogue)でも試しましたが、値段なりの帯域の狭さは感じつつも人の声でちょうどほしいところが録れてる感じもします。
家で使うとなると帯域の悪さは悪いものでもなく、欲しい音だけ拾って余計な音を拾わないというところにもなってくれます。

ポップフィルターも内蔵かつ接近効果が他のマイクより少なめなのも助かります。
ダイナミックなのでもともとそういうものかもしれませんが、もしかしたらSM7Bみたいにカプセル位置を調整してかなり近づいてもある程度の距離を保ってくれるのかもしれません。
少し気になったのはハイのツンツン感があるところ。
この辺りは値段相応な感じがします。
トランス通すとうまく飽和してまとまってくれるのでその辺りで差がつきそうな感じがします。

配信+歌みたいなのだとすごくいいなと思ったので動画もつくりました。
OC707(変なマイクですいません。。)と比べてどんな感じかなって喋りと歌のサンプルで比べられるようになってます。
ながながと喋ってますがタイムスタンプでサンプルまで飛べるようになってます。

喋りに関してはもうこれで十分。
というかここまで欲しい部分が整ってくれるとほぼ触らなくて十分です。
歌は確かに少し上下の窮屈さ、特にローのうすさは感じますが、何の処理もしれない自宅でというとこを考えると割とベストな感じはします(OC707もコンデンサマイクの割に部屋鳴りを拾いにくいですが、それでもやっぱりまとわりつくような邪魔な空気感を感じます)

インターフェイス的にはAG03とかだとゲインが足りなくて結局デジタルで持ち上げることになりそうなので、SSL2 mk2やScarlet 4genがあると安心だと思います。(Motu M2やUA Voltはちょっとしんどい感じでした)

おまけ:インラインプリアンプを買ってみたはなし

動画の最後にもくっつけていますが、Gierra Audioというところのインラインプリアンプを買ってみました。
マイクとIOの間に挟んでファンタムをかけて使うプリアンプですが、調味料の名前とカラフルな筐体ですっごくかわいいです。

色々組み合わせてあそんでました。Big SIXとOrionで試してましたがどっちに使うかでもだいぶ変わりますね。

トランスレスとトランスの入ったモデルがあるんですが、そこ関係なくどの子もすごいキャラクターがはっきりしてます。
かなり極端なサウンドになるのも少なくないのでマイク持ち込みで試してみるのが一番ですね。。
個人的にバランスがよかったのはトランスレスのPepperとLundalの入ったChiliです。
最終的には色が可愛いという理由でChiliにしました。
Pepperの方が当然安かったんですけどね、、
しかし両者の差額1万円はほぼすべてトランス代では、、
インラインプリアンプとしてのゲイン量は+54db(!?)
アホみたいな数字ですがその分よく歪みます。
Neve系みたいに重心が下がる感じはなくて、耳につく帯域やトランジェントが丸まって揃ってくれる感じです
この子を使うことで配信時のコンプが不要になりました

セットで使うとかわいすぎます。

ダイナミックマイクはやっぱり単体だと結構しんどいことも多いので、なにかしらプリアンプがあると余裕も出て扱いやすくなりますね。

Oz Designさんのプリアンプもすごくおすすめです。

個人的にすごく気に入ったので初めて機材動画まで作っちゃいました。
かわいいマイクが欲しいけど配信~歌までカバーしたいという人には超おすすめマイクです!

LLSY music


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