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【EAH-AZ80レビュー】DTMerの選ぶ初めてのワイヤレスイヤホン

ごきげんよう皆様。
LLSY music ch.レーシーです。

初めてワイヤレスイヤホンを買いました。
ええ初めてですとも。すっかり世の中の流れから置いてかれてるぎりぎり20代ですが、通勤とかもないしいまいち必要性を感じなくてこれまで買ってませんでした。
ただiPadを買ってAndroidタブと二刀流だったのをiPadに一本化しようと思ったのと、ここに来てようやく購入したSwitchが無線対応だったというのもあり、急にワイヤレスが欲しくなってその足でお店に行ってきました。

実はワイヤレスは去年いくつか試聴したことがあって、その時は納得の行くものが見つかりませんでした。

定番のSonyやApple、ゼンハイザー等、、ノイキャンや外音取り込みなどは感動したのですが、音楽を聞く部分に感じてはいまいちメリットを感じず見送っていました。
そういう事もあって主にゲームや動画視聴用で、FinalのZE8000がネット上で非常に高評価だったのもみていたので、あわよくば音楽も聞けたら良いなという感じで探しに行きました。
先述のFinalや同メーカーのAZ-60M2などと迷いながら購入したのが、今回紹介するAZ-80です。


オーディオ機器や楽器系に慣れてると非常に簡素に感じるパッケージング

AZ-80の箱はほんとに最低限のものが最小限のスペースに収まってるという感じで、普段見慣れたイヤホンのパッケージングとは大きく異なりトゥルーワイヤレスイヤホンがオーディオ機器ではなくガジェット製品だということを強く意識されられます。

イヤーピースはXS〜Lまで、XSとSサイズが2種類入っています。
イヤピは中にフィルターと仕切りがあるワイヤレス特有の特殊なものです。シリコンイヤーピースはどうしても皮脂の油を吸って劣化していきますが、一般的なイヤーピースとここまで違うと少し不安になります。しかしワイヤレスがこれだけ普及した今なら、公式や非公式のイヤピも手に入るようになっていくでしょう。

サイズはAZ-60より少し大きくなっており、ネット上でもここに言及する方が多くいました。
耳の形などもあるでしょうが、個人的にはAZ-60のほうが重心が外側に寄ってるような感じがあり、80の方が大きいんだけれどズレにくく安心感がありました。

音に関してはAZ-60M2、AZ-80ともに、迫力のある音のする他メーカーとは違い非常にバランスよく作ってあるなという感じでした。
qdcやユニークメロディが得意とするような感じ、というと伝わる人も多いかもしれません。
200〜300Hz周辺を抑えたようなすっきりした中域とタイトな低音です。
AZ-60の方が80Hz周辺が少し強めに出てるような、キックが心持ち前に出てきてくれるような感じはあります。
AZ-60とAZ-80の音はどちらが上とかいうこともなく、割と好みの範疇かなという気もします。
AZ-60のが好みだという人も多いかもしれません。
そういう点でAZ-80にコスパの悪さを感じることもあるかもしれません。
正直音質という点で見れば、あぁワイヤレスだなと言う感じはあります。
特にダイナミクス表現のためのディケイの部分の不自然さは他の製品同様感じますが、これだけ聞ければ十分かな、という感じもします。
ワイヤレスといえば位相問題もよくありますが、そこまで違和感のあるズレ方はありません。
若干センターの不揃い感はありますが、音像自体がすこしファットなので、意識しなければこんなものかな、と思える程度です。

他の機能については正直初めてのワイヤレスということで割愛させていただきます、、
これだけちゃんと自分の好みに合って音楽も聞けるイヤホンがあるとは思ってなかったので驚きました。
ワイヤレスイヤホンも登場から結構時間が経ち、便利に使えるギアとしてかなり成熟してきた感があります。

ワイヤレスの派手な音はどうしても耳が疲れてしまう、、みんなSonyかAppleだからちょっと違うのにしてみたい、、そんな方は一度お店で試聴してみてはいかがでしょうか。

LLSY music.


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