ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」制作発表、スペシャル歌唱レポート!
今年で日本上演40周年を迎えるブロードウェイミュージカル「ピーターパン」!その制作発表が6月21日に行われました。10代目ピーターパンの吉柳咲良を筆頭に、アニバーサリーイヤーを盛り上げる小西遼生、美山加恋、宮澤佐江、瀬戸カトリーヌ、そして演出家の森新太郎も登壇。歌唱パフォーマンスも行われた賑やかな制作発表の模様をお届けします。
■いざ、夢の国へ!『えばってやるぞ』『ネバーランド』
音楽とともに登場したのはピーターパン吉柳咲良と、ウェンディ美山加恋。
「僕だけの影法師」を喜ぶ無邪気なピーターパンと、おませなウェンディのやりとりが可愛い楽曲です。
4度目のピーターパンを演じ、日々成長を続ける吉柳の歌唱や、毎年、少しずつ違う印象を受ける、ピーターパンの“鳴き声”にも注目です。
そんな中、不穏な音楽が…
びっくりする二人に近づくのはあのキャラクターです。
■作戦会議!『海賊マーチ~フックのタンゴ』
海賊を引き連れて登場したのはフック船長小西遼生。
テンポはタンゴで!
■勢揃い!『クロスオーバーマーチ~えばってやるぞリプリーズ』『飛んでる』
ウェンディの兄弟、ネバーランドの迷子たちも舞台上に登場。
今回で3度目のタイガーリリーとなる宮澤佐江がピーターパンについて高らかに語りあげると全員参加の『えばってやるぞリプリーズ』が始まります。
最後はお客さんの気持ちをネバーランドに連れて行ってくれるような楽曲『飛んでる』。
ウェンディ、ジョン、マイケルの可愛い「飛んでる!」の声が響き渡ります。
マスコミ関係者からのたくさんの拍手が公演への期待を物語っていました。
■絶賛稽古中のキャスト!それぞれの気合
感染拡大予防対策を徹底して、日々多くの舞台公演の稽古や本番を行っているホリプロ。
堀義貴社長から、多くのスターを輩出し、長年続けてきた「ピーターパン」というかけがえのない作品への熱い思いと、今回の公演への期待を感じる話がありました。
演劇は本当に“不要不急”なのか。これからの多くの公演が、ご覧いただいた方々にその答えを教えてくれるのではないでしょうか。
ダーリング夫人瀬戸カトリーヌ、演出家の森新太郎も加わっての会見がスタート。
森は「最近は、お客さんにどれだけピーターパンが本当にいるかを信じさせることができるかが肝なんだと感じています。」「できるだけ映像などは使わず役者の演技でネバーランドに連れていきたい」と意気込みを語りました。
キャストはそれぞれ森さんとの稽古場でのやりとりを話しました。
今作をきっかけに、髪の毛を30cmカットし、人生初めてのショートカットになった吉柳咲良。「お風呂上がりに髪の毛が乾く時間が早くてすごく嬉しかったです」と話し、「去年、公演は中止になってしまいましたが、森さんからたくさん課題をいただけた」「『吉柳はバカだな』と言っていただけるのがピーターパンにとって最高の褒め言葉なんじゃないかなと思う」と初めての演出家とのタッグにも気合十分のようです。
フック船長・ダーリング氏を演じる小西遼生は「稽古場で僕ら自身が楽しんでいる」と話しました。会場を沸かせる姿はムードメーカーそのものでした。
初めてウェンディに挑戦する美山加恋は「森さんから『ウェンディはトトロのメイちゃんだから!』と稽古に入ってすぐ言っていただきました。ウェンディはネバーランドに行けるくらい特別な女の子なんだと実感しています」と意気込みを話した
瀬戸カトリーヌは「森さんから『瀬戸さん、ダチョウはできますか!?』と言われ、今はダチョウの方にも力を入れています」と話し、本作が想像力を掻き立てる作品であることを強調しました。
タイガーリリー宮澤佐江は「森さんからは『リリーは無邪気で好奇心旺盛なピーターパンに並ぶような子供』と言われています」と話し、最近ではリリーが“降りてきた”とのこと。今までとは違ったアプローチのタイガーリリーに期待です。
吉柳、美山、宮澤の3人のインタビューをリーズンルッカで独占特集します!
7月1日の更新をお楽しみに!
■編集スタッフ裏話
・制作発表後はキャストみんなでTikTok撮影。キャスト同士でキャッキャと相談する様子はまるで高校生たちの放課後でした。その様子は吉柳咲良のTikTokアカウントで随時公開予定です。
・この日に行ったインタビューや番組は随時公開されます。撮影後にパシャリな二人。
【作品情報】