テレビはもう消耗品?アメリカのメディア事情!
こんにちは。代表の的場です。
先週1週間、沖田・後藤と共に、アメリカ東海岸に出張に行っておりました。
主目的は、私が、来年からアメリカの大学で講師を務める事になり、その顔合わせでした。
沖田と後藤は、メディアビジネスに携わる身として、アメリカのメディア事情を肌で感じてもらうために同行してもらいました。
一変したテレビ売り場の風景
久々にアメリカ本土に行き、ウォルマートやBest Buyを回って見て、売り場の景色が大きく変わっている事に驚かされました。
少なくともコロナ前までは、低価格でマーケットシェアを獲得していた韓国メーカーが鳴りをひそめ、Google TVを搭載した中国系メーカーのTCLやハイセンスと言ったメーカーが大きく市場を獲得していました。
価格破壊も起きており、32インチが80ドル台で販売されているケースや75インチのウォルマートのプライベートブランドのテレビは498ドルで販売をされていました。
テレビ売り場の面積は以前よりも確実に広くなっており、コロナ禍を経て
テレビが再びお茶の間の中心に戻った事を改めて実感をさせられました。
テレビの箱に並ぶ沢山のロゴ
店頭に並んでいるテレビの箱を見ていると、日本では馴染みのないサービスも含めて、多くの動画配信サービスのロゴが並んでいました。
Google TVを搭載し、色々な動画配信サービスを視聴する事が主目的のテレビです。
日本でいうところのチューナーレステレビばかりで、日本でよく見るようなチューナーをX台搭載し、X番組同時録画可能といったようなテレビは全く販売されていませんでした。
搭載する機能が減り、箱に並ぶロゴからの収益が増えた事で、テレビの低価格化が一気に進んだものと考えられます。
アメリカには1,800以上のストリーミング型の放送チャンネルが存在
実はアメリカでは、日本のケーブルやスカパーのような多チャンネルビジネスは崩壊しかけており、多くのチャンネルはFASTと呼ばれる無料の広告型ストリーミング放送にシフトをしつつあります。
そして、巨大な放送設備を持たなくてもチャンネルビジネスをスタートさせられる事から、現在アメリカでは、1,800以上のFASTチャンネルが存在していると言われています。
このような状況下で、多くの人が見たいと思うトップ15%の番組がオンデマンド型で稼ぎ、その他の番組はプッシュ型でコンテンツ配信のFASTモデルで稼ぐという構造が出来上がっているのです。
次回に続く
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回は 11/17 更新予定です。
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