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放大生がざわつく一週間:単位認定試験からお楽しみ袋まで

放送大学では7月15日から単位認定試験が始まりました。

普通に大卒を目指す人、生涯学習として学ぶ人など様々な目的を持った人が在籍し、いろんな側面があるので忘れがちですが、大学なので試験があります。大半を占める放送授業はこれに合格しないと単位が取れません。

この春入学の私にとっては初めての試験期間。

先週末から来週火曜日まで、正確には10日あまりですが、終わり際などは回線が混むらしく推奨していないので、この1週間が本番と言ったところ。


受験資格を得る

試験を受けるには受験資格を得る必要があります。条件は各科目ごとに出される通信課題を提出して、一定の評価を得ること。

つまり、
通信課題提出→合格すると→受験資格取得→受験 という流れ。

そんなにハードルが高いものではなく、学期途中までの範囲で出される選択式の問題に期間内に答えるだけ。むしろ出し忘れるなど、自己管理的問題のほうがもしかしたら大きいかも。

1学期の提出期間は5月の3週間ほどでした。

提出後、6月に解答が届き、受験票が到着したのが7月3日。そこに受験についての注意事項も同封されています(試験に持ち込んでいいものなど)。

この一連の流れの前に一度大学から電話があり、説明もしてくれたので、安心して待つことができました。一年目だからでしょうか、なかなか親切。

自宅で受けられる単位認定試験

試験はオンライン。以前は学習センターまで出向いていたようなんですが、コロナ禍の影響でオンラインに切り替わったようです。今後も継続していくんでしょうか(してほしい)。

自宅で期間中好きな時に受けられるのは助かる…そう思ってはいたけれど、実際にその時が来てみると、こんなに助かるとはー!と実感しました。

仕事のピークと見事に重なってしまったのです。フリーランスだからスケジュールに融通が効く面もあるけれど、フリーランスゆえに容赦なく時間が埋まる場面もあるんですよね……。どこから学費が出ているかを考えると、仕事優先は外せない。

こういうタイミングで試験場に行かなくてはいけないとなると、これは全問正解より難しいかも!(しかも受講を決める半年前になんてわからない!)

そんなわけで大変ありがたいオンラインの試験。なんなら夜中でも受けられるのはいいんですが、時間制限があり、一度始めたら中断できません。だから仕事の電話や修正対応などが入らず、荷物も届かない時間帯を探すことになります。

試験の注意事項によるとテキスト(印刷教材)やノートは見てもOKなので気は楽でした。全部しっかり暗記していなくても大丈夫。とは言え、やはりちゃんと内容がわかってないと制限時間内では難しいかも、という内容でした。

難易度

私が受けたのは「発達科学の先人たち」と「遠隔学習のためのパソコン活用」の2科目。

最初に受けた「発達科学の先人たち」はラジオなので、仕事をしながら何度も聴き、noteでも感想を書いたりしていました(まだ途中だけど)。

だから印刷教材なしでもだいたい解答できたんですが、念のため印刷教材もチェック。該当箇所がすぐ探せるように付箋を貼って準備しておいたのが役立ちました。

目次があるけど、こっちの方がはやい。

2問ほど、ちょっと自信がないものがあったので確認して解答し、そのあとで全問もう一度印刷教材の該当箇所を見つけて念押し。

「遠隔学習のためのパソコン活用」は簡単かなと思っていたら、え?そこ出るの?という問題がいくつかあって、これはもう付箋が大活躍。印刷教材見ないと絶対わかんないよーというのもあって、そこ狙って出してるなーと先生たちの顔が浮かびました(笑)。

テーマが「パソコン活用」ではあるけど、パソコン以前からの人間なので、テキストやノート相手のアナログな検索は速いよ!

単純だけど気をつけたのは「正しいものを選べ」か「誤ったものを選べ」かを間違えないようにすること。特によく覚えていて自信のある箇所だと、逆にぱっと見で答えてしまいがちなので注意しました(せっかちなもんで!)。

ざっと解答して、しっかり確認して…とやっていると、制限時間の50分はほどよい長さ。まあまあギリギリの時間で終えて解答を送信しました。

試験が終わった後の、このなんとも言えない解放感は懐かしい!

お楽しみ袋

この時期の話題がもうひとつ。学期の終わりに届く、次学期の科目案内が入った封筒です。

SNSで放送大学の学生に「お楽しみ袋」と呼ばれているらしいというのは知っていたんですが、我が家にもついに到着しました。

これが単位認定試験期間が始まる4日前。

次に何をとろうかなーとあけてじっくり見たい気持ちと、試験前で勉強しなきゃという気持ちがぶつかりあう絶妙のタイミング!

通信制のせいか、SNSでの投稿が活発な放送大学生。先週から今週にかけては試験とお楽しみ袋の話題で持ちきりです。終わってからの楽しみに取っておく人、我慢しきれず見入ってしまう人と様々。

目玉は面接授業のラインナップ!

初めて届いた封筒はなかなかに厚みがあり、私も試験前にこっそり(?)見てしまいました。

面接授業も面白そうなものがいくつか見つかって、確かにこれはまさにお楽しみ袋。取りたい授業はたくさんあるけど、どの順番で取っていくか(まだ入ったばっかりだから!)。新しい授業も心惹かれます。

封筒のこの厚み!
関東版は厚いらしい…

到着のタイミングも絶対狙ってるよな、と思いながら術中にはまってしまうのでした。


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藤原ユカ| L'escargot Design
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