3DCGって…の話(アニメ感想)
今回は
・RWBY氷雪帝国
・黒の召喚士
についての感想。
3D嫌いの話
まずは
黒の召喚士 2話
やってくれたわね…という気持ち。
どういうことかと言えば
私は個人的に、3DCGへの苦手意識が強い。
なので、
普通に観ることが出来ていたアニメに
突然3Dアニメーションが入ると
はぁん? と威嚇してしまいそうになる。
どうやったって不自然。
なんだか言葉にならないキモさ。
これが拭い切れない。
もっとも、昨今VTuverの3D化などで、
かなり見慣れてきてはいるのだ。
それでも
アニメ作品は2Dで観たい。
その気持ちがどうしても強くなる。
だから、
今回、戦闘シーンで突然3D化したことに
はぁん? と声を上げざるを得なかった。
これで作品を嫌いになったりはしないが
観る時の警戒心が相当強まるので
そこにストレスを感じるくらいなら
最初から観なければいい
という結論になる可能性はある…。
3D嫌いが出会った全編3Dのアニメ
さて、一方。
『RWBY』という作品は
もともと全編3Dであることは周知のこと。
たしかYouTubeか何かで観た気がする…という程度だし
ストーリー思い出そうにもうろ覚え。
それでも驚嘆すべきは
私が嫌がらずに観ていたという事実だ。
理由はおそらく
「もとからキャラクターが2Dアニメーションで動いていないから。」
分かりやすく失礼な話、私は
「手描きアニメの素敵な作品が
いきなり3Dでむっくり膨らみ
不自然な長さ・角度の手足を振り回したり
風船に貼り付けたような顔で喜怒哀楽を示すことが許せない」
のだと思う。
(今、書きながら腑に落ちた)
だから、最初から3DのRWBYには
一切違和感がなかったのだと思う。
それゆえに…
氷雪帝国について
3Dとか関係なかった
2D化リメイクという異例の流れとなった
今期の『RWBY氷雪帝国』については、
不思議な気持ちで観ることとなった。
何しろ元が3Dなので
逆に2Dアニメーションの方が余程おかしく感じるのだ。
無論、
シャフトの仕事は確かであり、
素晴らしい作画で隙のない美麗さだ。
文句を言うべきはそこじゃない。
問題はそこじゃない。
いやもう脚本
これに尽きる。
記憶の乏しい私ですら
最初の方の展開は割と覚えているのだ。
4人の関係性がどう纏まっていくのか
もっと丁寧に繊細に書いてほしかった。
それをあの美しい絵で見たかった。
もちろん理屈は分かる。
氷雪帝国ならではのオリジナル要素に
早く到達しないと
なんだ、ただの2Dリメイクか…で終わってしまうし、
原作アニメは結構長かった気がするので
それを全部丁寧に描き直していたら
1クールで綺麗に終わらないのは目に見えている。
だが、
この気持ちは理屈ではない。
ワイスの葛藤も
ジョーンとピュラの関係性も
港倉庫の戦闘シーンも
もっときちんと観たかった…
2Dで観たかったんだ…
・・・・・・
以上、オタクの咽び泣き。
それでは、また。