人生折り返し50歳を迎えて思うお金のおはなし
◆50歳ってこんなものなんだなぁ
今月誕生日を迎え50歳になりました。
昔描いていた50代って、成熟した立派な大人のイメージでしたが
いざ自分が50代になってみると、まだまた未熟で世の中のことも大して知らない未完成の人間だと感じています。
(有難いことに、FP相談のお申し込みがとても多く、毎日受講生さんのご予約でいっぱいのため、notoの更新が遅れました)
◆ ハッキリと「老後」を意識している自分
とはいえ、年金受給が始まる65歳まであと15年と思うと、もう老後まであっという間なんだろうな〜と、ハッキリと「老後」を意識している自分がいることに気づきます。
同級生も同じでほとんどの友人達が健康に気を遣ったり、年金の話をしたり、何よりも「老後のお金の心配」をしている現状も。
もちろん、心配していない同級生もいるかもしれないけど、今のところ私がお付き合いしている同級生は資産を余裕で持っている人でさえ「老後お金足りるかな?」「年金いくらもらえるかな?」「老後2000万円必要なのかな?」と、不安に感じていますし、頻繁に老後の生活のことが話題に上る様になりました。
◆それほど心配しなくていい人まで心配する理由
じゃぁ、一度相談に乗るよ!とたまたま私がFPをやっていますから、友人の相談に乗ることも多いのですが、きちんと家計を整え、ライフプランニングを行い、老後の見通しをつけて、iDeCoやNISAで少しずつでも資産運用をしていくと、老後の心配が軽減される友人がほとんどなのです。
もちろん、今のままでは足りなくなる場合が圧倒的に多い。
だから、家計管理(通信費や保険の見直し、予算を立てる)を行い、家計の無駄を発見して、スッキリ整った家計にした上で浮いたお金をしっかり運用していくことが重要となります。
では、なぜ不安なのか?それは、人生設計図(ライフプランシート)を持たずなんとなく心配しなが暮らしているからなのです。
※ライフプランニングについては以下の記事に詳しく記しています。
◆50歳になると確実に差が出ます
若いときはいいんです。よく聞く言葉「若いんだからお金も使いたいしやりたいこともあるよね」「老後のお金を貯めるのはやりたいことやり尽くしてからで十分」
それは一理あると思います。若い時の経験への投資も大事。
私もそれには共感しかないです。
でもその間、コツコツと少額から計画的に資産運用しながら40年先の安心を積み重ねつつ、身の丈にあった生活を心がけ、できるお金の範囲で遊んでいる同級生がいることは知っておいた方がいい事実でもあります。(親御さんはお子さんに教えてあげてください)差が出る理由は以下の記事をお読みください↓
お金の事を大切に考え向き合って、マネリテを高めコツコツ資産運用してきた人と、目を背け家計管理と資産形成をしてこなかった人とでは、50歳の時点でかなり違ってくることは、複利の力を知れば誰もがおわかりかと思います。
だからと言って諦めるにはまだ早い。50歳からでも60歳からでも、いくつからでもお金の勉強はできます。
福岡の同級生2人は昨年から、私と毎日の様にLINEで会話して、ツキイチ程度一緒にzoom勉強会をして学んで、着々と家計管理と資産運用を進めています。
更にライフプランニングによって安心も積み上げています。
ぜひ一緒に学んでみませんか?
◆もっと早くやっとけばよかったは言い訳でしかない
「もっと早くやっとけば良かった」と言って、それっきりの人も多いです。
私はそれ以上強くは言わないけど、とても残念な気持ちになります。
そう思うなら今からでも学べばいいのになぁ・・・泣
きっと50でそう思うなら70になった時、間違いなく
「老後に入る前からやっとけば良かった」と言うと思うんです。
どんなに苦手でも嫌でも、品がないとかいやしいとか言っても、生きている限りお金とは切っても切れないもの。だとしたら向き合うしかないんですよね。
それは50でも60でも70でも80歳でも。生きている限りお金は生活の一部なのだから、知った時が一番若い日だと捉えて前向きな気持ちで考えてほしいと思います。
◆「もう50」ではなく「まだ50」
私が「まだ50歳だから」と思えるのは、祖父母や両親、叔父叔母、育った環境のおかげだと思います。そして毎年盛大に誕生日を祝ってくれる家族のおかげ。
誕生祝いのお話はまた別の記事で書きたいと思います。
とにかく、
50歳になって思うお金のことは、
お金と向き合って、大切に使ってきて本当に良かった!
そしてこれからも、お金を大切に使える大人で有りたい。
と今改めて思います。富裕層でもなんでもないけど、老後の見通しがついているということがこんなにも安心につながるなんて、みなさんに知ってほしいと思っています。
お金と向き合う事は、品が悪いとかいやしい事ではなくて、頑張って稼いだお金を、自分の人生にどの様に生かして行くかを常に考えながら生きると言うこと。お金儲けをいやしいとか思うんじゃなく、稼ぐ、貯める、守る、増やす、使うという大切な5つの力を身につけ、バランスよく人生豊かに暮らしたいと思います。
なぜそれができるかというと、ライフプランニングによって「家計設計図」を手にしているから、進む道が分かっているからこそ安心して今お金を使うことができるのです。
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FPちいさなそら
松井ひろこ
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