マスクスプレー作ってみた
YouTuberみたいなタイトルにしてみました。動画じゃないけど。
皆さまマスク生活、いかがお過ごしでしょうか。
私は花粉症の時期でもあえてマスクしないで過ごすくらい普段からする習慣がなかったのですが、さすがに今はそうはいかないので、なんとか慣れようとしています。
マスクの匂い消し
マスクがイヤな原因のひとつとして、臭いがありますね。ぶっちゃけちょっと臭い。程度の差こそあれ、無臭な人っているんでしょうか?
それって当然「オクチのニオイ」が原因なんだろうと思ってたんですが、先日手作りマスクを頂いて、それをしていたらあまり匂わなかったんです。てことは、あのマスク自体の匂いとの相乗効果だったってことかな?なんて思いました。
ただ、あの市販のものをつけることの方が圧倒的に多いので、マスクスプレーなるものをアロマオイル(精油)で何回か作っています。
今日は友だちに会う予定だったので、彼女にもプレゼントしようと新たに作ってみました。
今回のブレンドは、
ユーカリ 4滴
リツエアクベバ(メイチャン) 4滴
レモングラス 6滴
グレープフルーツ 5滴
エタノール だいたい20ml
水 70mlくらい
参考にならないくらい適当な量です。だいたいとか、くらいて…売るわけじゃないからまぁよいけど、ちゃんとやってる人がこの記事読みませんよう…(笑)
とにかく私的にはユーカリが入っていれば良いだろうという考えです。
なぜならユーカリには【抗菌作用】【抗ウイルス作用】【殺菌作用】【感染予防】の働きがあるからです。
その他の精油にもだいたい消毒殺菌作用があるので、香りが好みであればこれでバッチリです。友だちも良い匂い!と言ってくれました。
ユーカリの効能
ユーカリは古くからオーストラリアの先住民アボリジニの間で、葉っぱを巻いて傷の手当てをしたり、解熱作用があるので熱冷ましで使ったりと民間薬としてとても重宝されてきたそうです。
香りはペパーミントよりもさらにスーッとした、辛みのある香りというか、シャープでキリッとした感じのかなり刺激的な香りがします。
アロマテラピーの講座を受講したときの先生が、精油を嗅いだときの匂いを言葉で表現するという訓練も大事だと言っていて、私は難しくて苦手だったのですが、これは分かる!
メンソレータム(メンタム)の匂いに似てます!
試しに家にあるメンタムを見てみたら、おお!ユーカリオイルが配合されていました。当たった!嬉しい!(先生はそういうことを言っていたのではないと思うが)
このメンタムのようなスーッとした香りは、呼吸器系を楽にしてくれる作用があることから、
①精神面には…憂鬱な気分を吹き飛ばし、仕事や家庭の人間関係などガチガチに縛られている息苦しさを解消して、呼吸できる空間を作り出してくれたり、
②身体面では…風邪の症状や副鼻腔炎、慢性気管支炎など、呼吸器系の症状緩和に効いたりします。
その他にもたくさんの効能があるのですが、例えば【鎮痛作用】があるので筋肉痛や神経痛にもよいですし、防虫にも有効です。ユーカリの精油を垂らした水で絞った雑巾でキッチンとか拭くとよいかも。(Gの季節ですからね…)
オーストラリアの森林火災とユーカリ
そういえば、去年から今年にかけてオーストラリアで大規模な森林火災がありましたよね。しかもなかなか消火せず、何か月も燃え続け、今年に入ってまとまった雨が降りようやく収束に向かったそうですが。
実はオーストラリアに多く生えているこのユーカリの葉には、香り成分である精油(オイル)が豊富に含まれているため、山火事になると一気に燃え広がってしまうらしいのです。
もっと言うと、ユーカリの葉が落ちると、普通の葉っぱなら微生物が分解して土にかえるのですが、ユーカリの葉っぱは油分を多く含んでいるし、殺虫成分も入っているために微生物が分解しにくいわけです。
そうすると枯れ葉のまま残ってどんどん溜まっていってしまい、結果的に葉っぱの油分が原因で自然発火し、山火事につながることが結構あるそうなんです。
なので、アボリジニの人たちは昔から定期的に火入れをして、ユーカリの枯れ葉を燃やすことで大規模な火災にならないようコントロールしていたというのです。
火入れは管理された火なので炎もそれほど大きくならないし、動物は逃げる余裕がある。さらにユーカリは根にたくさん栄養分を蓄えているので、火入れの後雨が降れば新芽が芽吹き、また成長するのだとか。
今はそのような手法を取り入れていると読んだのですが、今回の火災はどうしてこんな大規模になったのかは分かりません。10億もの動物たちの命が失われたと聞いて、その火災の規模の大きさを改めて思いました。
オーストラリアは乾燥した気候らしいですが、葉っぱが自然に燃えちゃうくらいの乾燥ってすごいですね。私なんか行ったらカッサカサになっちゃうんだろうか…行けないわ。
リ、リツエバ?…
ちなみにユーカリ以外の今回の材料で、リツエアクベバという精油はあまり聞いたことないと思いますが(覚えられない!)、中国や東南アジアに生息している「アオモジ」という植物です。別名の「メイチャン」が中国っぽい。
実はこの精油は習ってもいないし全然知らなかったのですが、
今年から趣味で習い始めた生け花の、最初の授業で生けたのがちょうどアオモジでした。最初知らなくて調べたらこの精油に行き着いたという…ちょっと感動でした。つながると嬉しい。
精油は胡椒のような実から抽出されていて、レモンのように柑橘系のいい香りで私は大好きです。小枝も良い香りなので高級爪楊枝の原料となっているそうですよ。オシャレ。
↑この小さな実がたくさん付いているのがアオモジです。匂いはこの時点ではあまりしなかったですが。初回なので下手くそです。
そんなこんなでちょっといい加減だけど、手作りしたマスクスプレー。容器が小かったのでたくさん作れてしまいました。娘や娘の友だちにもあげたのですが、とても喜んでもらえました。満足満足。娘は自分のマスクがオエッてなるくらい臭いらしく(口臭はないはずだけど)、スプレーが手離せないようです。
ともあれまだまだ続くマスク生活。私はとりあえずスプレーをブシャブシャかけて乗り切ろうと思います!
…とザッと書けて、やれやれ読み直そうと思ったら…
どこを触ったのか!文章消えました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)最初の下書きしか残ってないっ!
どうして?なんで??いやぁーーーーーっ
と放心状態でした。うう。保存はこまめにした方が良いと痛感でした。
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