ラテン語の歌
今日はお昼のミサに行ってきた。
朗読は、日本と同じ箇所なので、携帯に入れている「今日の聖書」の日本語を見ながら。お説教は半分ぐらいしかわからなかった。途中で思考停止。
聖歌は知ってる曲が多くてよろし。
特に、平和のところ dona nobis pacem はAgnus dei の最後の一フレーズを繰り返すだけなので、歌いやすい。輪唱になっているので、私は頑張って二番目に追っかけるパートを歌った。輪唱は自分のパートを頑張って歌えば自然にハーモニーになるので、楽しい。
日本にいるときは、学校の近くの教会に時々行っていた。そこは教区教会だった。日曜日の聖歌隊の活動にも参加していて、ミサの後に練習があってその後みんなでご飯食べたりしてたと思う。友達が母子で参加していて、お父さんは信者じゃないので、ご飯のところでいらしたりしていた記憶が。
ご飯は毎回じゃなかったと思う。
その教会は、グレゴリオ聖歌に力を入れているところでもあり、当時、「典礼聖歌集」というのが徐々に使われ出していて、それまでの「カトリック聖歌集」よりももっと朗読的な詩篇などを語るような曲が多く入っていた。聖歌隊ではその日本語の聖歌に加えてラテン語の聖歌も歌っていた。それは一般の信者さんが歌わないパートだったりで、特別本(確か「Laudate dominum」というのが教会にあってそこから歌ってたと思う。グレゴリオ聖歌も教会にあった。私はなぜか教会のスタンプのあるその歌集を今手元に持っていて、(お借りしてそのままだったのだろう)、そのうち機会があったら返さなければと思いつつももう数十年。
ラテン語の歌は歌詞がわかりやすい。要するに定型文だったりする。しかも英語やフランス語と違ってほぼローマ字読み。Cをどう読むかで 例えば Ciceroは しせろ、チチェロ キケロ の3通りがある。日本ではソドム式という読み方に従っていたと思う。ドイツだと、どうしてもドイツ語に近い読み方をする人が多いので、時々イラつく。
今日歌った 「神の子羊」も私は、日本で歌っていた時の習慣で、 ドナ ノービス パーチェム と歌うのだけど、ドイツ人のほとんどは パーケムというので、すごく違和感があって。
とはいえ、自分は自分で自然に歌えばいいのだと思っている(合唱団で歌うときは、先生の意向に合わせます)
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