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政治家が人間を辞める時

支持率23%

上記の割合はテーマを見ていただければ代替予想がつくと思うが,その通りで岸田内閣の支持率推移である.

菅内閣の低迷期で29%だったことを考えると低いなと感じるかもしれないが国民の持つ異常なほどの与党批判は日に日に荒くなっている.

現在進行形では東京都の都知事選が予定され,現職の小池氏に加え立憲民主党の蓮舫氏,元航空自衛官の田母神氏,元安芸高田市市長の石丸氏による激闘が繰り広げられている.

こんな中,Xを見ていれば面白いツイートを見つけた.

成田悠輔氏のXを引用

度々過激な発言で有名になる経済学者の成田悠輔氏である.

側から見ればトンチンカンな発言だなと感じるかもしれないが的確に的を得ている.そして歴史が証明をしている.

この歴史というのが1988年のアメリカ大統領選である.当時,共和党のジョージ・H・W・ブッシュと民主党のマイケル・デュカキスが大統領の座を争っていた中で急に立候補したのが猫の「モリス」だった.

一般人の家庭から出馬したわけではなくモリスはキャットフードブランドの広告猫だったのだが立候補に人間以外が登場するのは前代未聞である.

結果は落選となっているが一部からは票が集まっている.

どう考えても猫の出馬は企業のPRな訳だが,この時の人々の過熱ぶりは異常なものでモリスの立候補は全米に広がっていた.

政治家になるのは人間じゃなくてもいい.

他にも
1968年に豚がアメリカ大統領選へ.

1988年にチンパンジーがリオデジャネイロ市長選へ

1999年に七面鳥の「ダスティン」がアルゼンチン大統領戦へ

実は何回か選挙に動物が立候補する事態が起こっている.

先ほどのようなPRだけではなく現状の政治に不満を持った国民が批判する上でのパフォーマンスという形で出馬している場合もある.

今の政治に不満を持ち,現在の選挙者に問題を感じるのであれば出馬可能なのは“馬”と“鹿”だけでもいいかもしれない.

今回は成田悠輔氏のXでの投稿を深掘りする形でマジレスしたわけだが,確かにと感じていただければ嬉しい.

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