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犬連れ海外移住のメリット、デメリット
こんにちは、レオママです。
今回は犬連れで海外移住してよかったこと(メリット)、逆に悪かったこと(デメリット)を書いてみたいと思います。
海外移住が決まった際、犬も一緒に移住するのかどうか、悩まれる方も多いと思います。
犬連れ海外移住はもちろん楽しいこと、良いことがたくさんありますが、その逆に悪かったこともたくさんあります。
もちろん国や年数によって変わってくる点ではありますが、我が家の感想を書いてみたいと思います。
少しでも何かの参考になりましたら嬉しいです。
メリット
犬OKのアパートやホテルが多い
アメリカに移住することが決まり、アパートを探し始めた際、ペットOKのアパートの多さに驚きました。
私が住んでいるエリアでは、アパートにおいてはペットNGのところはなかったと思います。
さらに、敷地内にドッグランが併設されていたり、糞を捨てられるゴミ箱と袋が設置されていたりなど、手厚いアパートが多い印象です。
また、旅行の際にもペットOKのホテルやAirbnbが多くあり、泊まる場所に困ることもありません。
日本と比べて犬を飼っている人の割合が多いことが理由だと思いますが、犬連れの私たちにはとても助かりました。
大きなメリットの1つだと思います。
下の写真は最近宿泊したAirbnbでくつろぐ2匹。ベッドも犬OKでしたが、念の為コロコロ持参しています。
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犬に寛容な人が多い
先ほど述べたように、日本と比べて犬を飼っている人が多いので、その分犬に寛容な人が多いと思います。
ペット禁止のスーパーで買い物カートに犬を入れている人がいても、誰も注意しないほどです笑
また、犬が多少吠えていても気にならない人が多いようで、一度レストランに連れて行った際、レオロイが吠えるたびに注意していた私に店員さんが「全く気にならないから大丈夫よ。安心して」と優しく声をかけてくれたこともありました。
もちろん犬が嫌いな人もいるので注意が必要ですが、嫌な想いをしたことはほとんどありません。
英語もつたない中移住した私たちにとって、大きなメリットでした。
散歩の場所に困らない
これはアメリカならではかもしれませんが、広大な敷地があるゆえに、広い芝生エリアが街中にたくさんあります。
また、犬と一緒に歩けるようなトレッキングコースがある公園も数え切れないほどあります。
さらに、ドッグランもたくさんあり、ほとんどのドッグランが無料です笑(有料のところは見たことがないです)
散歩に行ける場所が多いということは、公園が混雑していることもほとんどありません。
ドッグランも基本貸切状態で使うことができます。
犬達がいつでものびのびと散歩ができる環境にこれたことは、本当に犬連れ海外移住をしてよかったと思う一番のメリットかもしれません。
下の写真は家の近くのドッグランで走るロイ。
奥の大型犬用も含めて誰もおらず完全貸切です。しかも無料!
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孤独にならない
これは私個人の感想に近いのですが、海外に移住をした直後は、日本人が少ない地域であったため、周りに知り合いもおらず、夫以外に話せる人が近場にいませんでした。
そのため、夫の仕事が始まってからは、車の運転もできない私は、家にひたすら篭り切りの生活が始まりました。
その時に心の支えになったのは、間違いなくレオでした。
レオと一緒だったから孤独感を感じることもなかったですし、散歩や動物病院など「レオのために頑張らなければ!」という原動力にもなっていたと思います。
また、海外移住後、仕事もできず家にいるだけになると、おのずと夫と比べてしまい無力感に陥ってしまう人も多いようです。
そんなときも「私は今日もレオを散歩へ連れて行った」「レオを動物病院に連れて行けた!電話もできた!」など、小さいことですが、自己肯定感を上げてくれた要因になっていたと思います。
今ではロイという弟も増えて、さらに賑やかになり、孤独感とは無縁の生活を送ることができています。
私たち人間にとっては、これが一番のメリットだと思います。
デメリット
犬にとっても人にとっても想像以上に大きな環境変化
これが犬連れ海外移住をして一番のデメリットと言っても良いのではないでしょうか。
犬連れ海外移住を決断した後、レオにとって大きな環境変化になることはもちろん予測していました。
レオになるべく負担をかけないよう、できる限りのことをする覚悟で渡米しました。
しかし、渡米してからの生活は、レオにとって、私たちの想像以上に大きな環境変化だったようです。
結果として、まずレオは他の犬との交流ができなくなっていまいました。
日本にいるときは初めて行くドッグランでも楽しく遊ぶことができ、他のわんちゃんとも挨拶をすることができていました。
しかし、渡米してからは、他の犬が見えたものならギャン吠え。襲いかかってしまったこともありました。
また、知らない人に触られるのもダメになってしまい、手を伸ばしてきたら噛もうとするようになってしまいました。
レオが変わってしまった原因は、おそらく私たちにあります。
海外移住は犬だけでなく、私たちにとっても大きな環境の変化です。
ドッグランに行く時、他の犬とすれ違う時、レオだけでなく私たちも日本にいる時とは違う状態になっていました。
「英語で話しかけられたらどうやって答えよう」「大きな犬がレオに噛み付いたらどうしよう」「慣れない道だから緊張するな」
私たちが緊張して、ドキドキしながら散歩にでていたら、犬だって不安になってしまうのは当たり前です。
レオも私たちも、これに関しては時間をかけて慣れるしかありません。
時間をかけて少しずつ解決して行けたらと思っています。
犬同士の交流が減る
これはメリットの部分でも触れたのですが、アメリカには犬連れで行ける公園や芝生エリアがたくさんあります。
そのため、散歩の際はほとんど貸切状態で使えるので、他の犬を見かける機会がグッと減りました。
また、アメリカではもともと犬同士を挨拶させる、というカルチャー自体があまり無いように感じます。他の犬を見かけるとわざと避ける人も多い印象です。
犬同士を触れ合わせたい人はドッグランを利用し、通常の散歩ではすれ違うだけ、というイメージでしょうか。
のびのび散歩できるのはメリットではありますが、逆にデメリットでもあると思います。
犬を預けることが難しい
アメリカは犬を飼っている人が多いので、犬を預けることができる施設がたくさんあります。
また、個人でペットシッターをしてくれる人を探せるアプリなどもあり、預ける先がたくさんあるように見えます。
しかし、その中から信頼できる預け先を見つけるのは、本当に難しいと思います。
預ける先によっては管理がずさんだったり、預け先の家から逃げ出してしまった、という話も聞いたことがあります。
我が家の場合、日本では毎回実家に預けることができていたので、この点に関してはかなりデメリットと感じています。
一時帰国のハードルが高くなる
上記と重なりますが、犬の預けるのが難しいゆえに、一時帰国のハードルも犬連れではない人と比べると格段に高くなります。
飛行機での移動は犬にとって負担になるため、毎回の一時帰国に犬を連れて行くことは難しいと思います。
我が家も何度か一時帰国しておりますが、夫婦のどちらかはアメリカに残って、交代で帰国しています。
年2〜3回、1ヶ月ずつ帰国している人のSNSを見かけたりすると羨ましいと感じることもありますが、
犬達と一緒にいられる時間を楽しんでいます。
いかがでしたでしょうか?
メリット、デメリットと分けて書いてみましたが、あくまでも私たちの場合の感想ですので、参考程度にチラ見していただけたら嬉しいです。
そして、これから海外移住をする方に、少しでも参考になりましたら嬉しいです。
ご質問やご不明な点などございましたらInstagramのDMよりご連絡くださいませ。
また、こちらにも記事を書いています。
読みやすい方にて読んでいただけましたら嬉しいです。