Google UXもいよいよコース3(何度も言うけどコースは全部で7です) に入り、ワイヤーフレームを作る回に突入したのですが、冒頭でコース1と2のおさらいがガッツリ入っていて、おさらいテストなるものを年末にやったんだけど赤点とって年始から再試………. そこで紹介されてたNielsen Norman Groupの記事 を読み込んでしまってまぁいよいよ進みません。
せっかくなので読んだ記事まとめてみました。タイトルは"Ideation for Everyday Design Challenges" なんだけど、これなんて訳すのが正解なんだろうね。DeepLでは「日常的なデザイン課題のためのアイデア」って翻訳されてました。
定義:アイディエーションとは、与えられたテーマについて、判断や評価を試みず、幅広いアイデアを生み出すプロセスのことである。
https://www.nngroup.com/articles/ux-ideation/ ずっと「ブレスト」と「アイディエーション」ってどう違うんだろうって思ってたのですが、ブレストはアイディエーション(アイデア出し)の方法のうちの1つらしい。
ブレストの鉄則:「量をこなす」「悪いアイディアは出さない」「クレイジーなアイディアを歓迎する」「アイディアの積み重ねを奨励する」 go for quantity, there are no bad ideas, crazy is welcomed, and encouraging building off ideas
https://www.nngroup.com/articles/ux-ideation/ くだらないかな?などと気にせず頭に浮かんだものを出しまくる&他人のアイデアを絶対否定しない。この2つはどんな手法でも共通な気がします。
GoogleでもNielsen Norman Groupでも奨励されていたのは以下の3つ。ちょいわかりづらかった部分は文章変えています。
1)アイデア出しの段階で他人のアイデアを評価しない アイデア出しの段階で重要なのは、すべての参加者が評価を受けることを恐れず、安心して貢献できるように、すべての判断を先延ばしにすることです。評価は創造性を阻害します。2)アイデアを記録し、文書化する セッション中のすべての考えを具体的な形で記録し、評価の段階に移ったときに忘れてしまうことがないようにします。そうすることでアイデア出しセッション中に参照することもでき、より多くのアイデアのインスピレーションとなります。(ホワイトボード、付箋など)3)多様な人でチームを作る (個人でやってもよいが)グループでのアイデア出しは、より多くの、より多様なアイデアを生み出すことができます。
https://www.nngroup.com/articles/ux-ideation/ よく予算や納期の関係からユーザーリサーチは省きましょう って話になると思うんですが 、安価で簡単なものでも全く調査をやらないとのとは雲泥の差で、ユーザーを理解せずに作るとだいたい的外れなものできあがるからつべこべいわずにやれ 的なことが書いてありました(多分
他にもいろいろ書いてあったのですが、最後のこの段落スキでした。
1つの解決策ではなく、複数の解決策を考え調査することで、最初の道ではなく、最適な設計の道を発見するチャンスが得られます。多くのアイデアを出すことで、問題のさまざまな側面と解決策へのさまざまなアプローチの可能性が明らかになります。 それぞれの提案の長所と短所を後で評価しアイデアを組み合わせることで、理想的な解決策を生み出すことができるのです。 最初のアイデアや、上層部から渡されたアイデアで満足してはいけないのです。覚えておいてください。●1つのアイデアでデザイン空間の最適領域にヒットする確率は低い。 ●多くのアイデアのうち、1つのアイデアが理想に近づく確率は高い。
https://www.nngroup.com/articles/ux-ideation/ 受託で仕事してると「最初のアイデアや上層部から渡されたアイデア」=「お客様からの依頼」だと思うんだけど、その辺がインハウスと事情が違うだろうなと思いつつ、信頼関係を築いていけたら提案もできるよね、と思いましたとさ。ラポール!←言ってみたかっただけ